胃の早期ガンと進行ガンはどこが違うか?

胃の壁は表面から順に、粘膜層・粘膜下層・筋層・漿膜下層・漿膜の五層からなっています。

ガンは表面の粘膜層に発生し、徐々に下へ下へと広がっていきます。

ガンが粘膜層か粘膜下層までにとどまっているものを早期ガンと呼び、筋層より下へ広がったものを進行ガンと呼びます。

手術の予後(ガンの再発や転帰)が両者でまったく違うため、分けて考えるようになったのです。

しかし、すべての早期ガンに転移がないということではありません。

早期ガンであっても粘膜下層の深部(筋層近く)までガンが達していると、リンパ節転移をしているケースがあるのです。

胃ガンの進行度はバリウムによるX線検査や内視鏡検査だけでは確実でなく、最近はこれに超音波内視鏡検査を追加するようになっています。

ガンが粘膜層および粘膜下層のどの辺まで及んでいるかで、治療方針が決定されるため、きわめて重要な検査といえます。

またリンパ節や他臓器への転移をしらべるには、腹部超音波検査やCTスキャンがもっとも有効な手段です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする