肝臓ガンはどのようにして診断するか

C型慢性肝炎とB型慢性肝炎のかたを対象に、1年に数回(病状によって変わる)、腫瘍マーカー(血液検査)と腹部超音波検査あるいはCT検査を定期的におこなっていきます。

腫瘍マーカー

AFP(αフェトプロテイン)

胎生期にできるタンパクで、肝臓ガンが産生することが分かっています。

しかし、慢性肝炎で肝細胞が再生するときにも増加するため、数値が上がったからといってガンとは断定できません。

ところがAFP のレクチン分画(L3分画)では肝臓ガンで特に高値を示すため、しばしば使われるようになっています。

PIVKA II(ピブカツー)

プロトロンビンが肝臓でつくられる際に必要なビタミンKが欠乏したときに発生する異常なタンパクです。

なぜ肝臓ガンで上昇するのかははっきりしていませんが、AFPより特異性が高い腫瘍マーカーです。

腹部超音波検査

現在もっとも優れた肝臓ガンの検査手段で、CTではみつからない肝臓ガンでも発見されることがあります。

しかし、肥満などで肝臓全体が見えにくい場合にはCT検査が有力となります。

最終的に肝臓ガンの診断を確定するためには、超音波ガイド下に腫瘍生検を行う必要があります。

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