植物性女性ホルモン“大豆イソフラボン ”

大豆
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする奇妙なポリフェノールです。

ポリフェノールとは植物が光合成をしてできる糖分の変化した物質で、植物の花や葉・樹の皮などに含まれています。

このため植物エストロゲンとも呼ばれています。

植物自身が生きるために持っている物質ですが、人のからだの中に入っても、抗酸化物として有効に働くことが明らかになっています。

納豆・豆腐・味噌・きなこなど、大豆に豊富に含まれています。

女性ホルモンのエストロゲンに似るため、更年期症状の改善に効果があります。

すなわち、からだがだるい・冷える・ほてる・しびれる・イライラする・ドキドキする・汗をかく・耳鳴り・不眠・肩こり・腰痛などに有効です。

また、閉経になると女性ホルモンの分泌が減少し、骨の中のカルシウムが溶け出しますが、イソフラボンはこれを抑えて骨粗鬆症を予防する働きをしています。

このようにイソフラボンは女性ホルモンの欠乏を補う働きをしますが、逆に女性ホルモンが過剰に分泌された場合にはそれを抑える方向に働いてくれます

このため、過剰な女性ホルモンが引き金になるといわれる乳ガンの発生を防ぐ働きがあります。

男性への効果

また、女性ばかりでなく男性においても、ホルモン依存性といわれる前立腺ガンの発病を阻止する効果があるようです。

さらにイソフラボンは血液中の悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉(HDL)を増やすため、動脈硬化の予防にも役立つことが知られています。

イソフラボンの必要な摂取量は、一日50mg程度といわれ、豆腐半丁、納豆1パックに相当します。

逆にイソフラボンを摂りすぎた場合には、かえって生理不順や子宮内膜症などのリスクが高くなるため、注意が必要です。

イソフラボンの弱点は、本当のホルモンではないため、女性ホルモンほど強い働きが望めないことです。

しかしながらイソフラボンは自然に存在する物質であるため、副作用の心配がないというのは大きな長所といえましょう。

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