アドレナリン・ノルアドレナリン

怒り
アドレナリン、ノルアドレナリンとも、交感神経(自律神経のひとつ)を活性化するホルモンです。

自律神経には交感神経と副交感神経があって、互いに臓器の働きを強めたり弱めたりします。

たとえば心臓の働きが弱っている人に交感神経を刺激する薬を使うと、心臓が活発に動くようになり、副交感神経を刺激する薬を使うと弱くなります。

交感神経は刺激されると、心臓は働きを高め、逆に胃腸の働きを抑えます。

また、外敵やストレスに対して恐怖、怒りなど興奮や不安をおこすため、「闘争と逃走を司る神経」といわれます。

交感神経を刺激する薬の代表がアドレナリンとノルアドレナリンです。

攻撃と怒りのホルモン

アドレナリン(商品名・ボスミン)は「攻撃ホルモン」と呼ばれ、副腎でつくられます。そして興奮のサインをからだ中に送り、心臓を興奮させたり、気管支を拡張させます。さらに血圧を上げ、瞳孔を拡大し、血糖値を上げます。

一方、ノルアドレナリンは脳と交感神経(末端)から分泌され、主に“”で働きます。「怒りのホルモン」と呼ばれ、ストレスをうけると放出されます。

興奮・緊張して集中力を高める結果、ときにキレたりパニックをおこしたりします。

アドレナリンとノルアドレナリンが結合する受容体には2種類あって、血管を収縮させるものをα受容体、血管を拡張させるものをβ受容体といいます。

ノルアドレナリンはα受容体に作用するため、血管を収縮させ血圧を上げますが、心臓へは影響しないので、脈拍は増えません。

一方、アドレナリンはβ受容体に作用するため、心臓を興奮させますから心臓の収縮が強くなり、脈拍が増え血圧が上がります。

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