オリゴ糖

甘味料
これ以上分解できない最も小さい糖質を単糖類といい、ブドウ糖や果糖などが該当します。

その単糖類が3~10個ほどくっ付いたものをオリゴ糖と呼んでいます。

ちなみに単糖類の2個くっついたものが二糖類で、ブドウ糖と果糖のくっ付いたものが砂糖、ブドウ糖とガラクト-スのくっついたものが乳糖です。

オリゴ糖は容易に消化されないのが特徴です。つまり、消化吸収を免れて大腸に入っていくため、この消化吸収されにくい性質を利用して、健康維持に役立てようというのです。

すなわち、オリゴ糖のカロリーは砂糖の半分以下で、虫歯の予防に役立つほか、大半がからだに吸収されずに排出されるため、ダイエットにも有効です。

オリゴ糖は自身は大した働きをしていませんが、ビフィズス菌など腸内善玉菌を増やす働きがあるため、それによる効果(プレバイオティクスという)が認められ、現在特定保健用食品(トクホ)として利用されています。

以前より、母乳栄養児が人工栄養児よりも下痢をしないことが分かっていましたが、その原因は母乳中のオリゴ糖がビフィズス菌を増やしているところにあったのです。

こうして腸内悪玉菌を減らして便秘や腸炎を予防するほか、カルシウムの吸収を促進したり、過酸化脂質を分解して乳ガンや大腸ガンの予防にも役立つと考えられています。

ガラクトオリゴ糖・フラクトオリゴ糖やマンナンオリゴ糖・大豆オリゴ糖などがこれに該当します。

ただし、オリゴ糖は消化吸収されないので、摂取しすぎると腸内の浸透圧が高まり,下痢をおこしてきますので注意が必要です。