心臓蘇生の切り札AED(自動体外式除細動器)

aed
AEDはAutomated External Defibrillatorの頭文字をとったものです。

除細動とは心室細動を解除するとの意で、突然、心室細動を起こして心臓が停止した場合、すぐにAEDで心臓に電気ショックを与えると、心臓が再び動き始めることが分かっています。

心室細動とは、心臓から血液を全身に送り出す場所である心室が小刻みに震えて、血液を送り出せなくなった状態です。不整脈のなかでも最も重症で、心臓はまもなく停止してしまいます。

心室細動になると、1分経つごとに救命率は10%ずつ減っていくといわれています。救急車が到着するには少なくとも5~6分かかるため、救急車を待っていたのでは救命率はかなり低くなります。もし倒れた人のそばに、AEDがあってすぐに操作すれば、かなりの人が命拾いできるのです。

誰にでも扱えるAED

AEDは直ちに行わなければ効果がないため、誰でもできるようにつくられています。音声ガイダンスに従って、電極パッドを体に貼り、電気ショックのボタンを押せばいいようになっています。

誰にでも操作できるということは、胸に貼られた電極パッドを通して、AEDが心臓の状態を自動診断し、心室細動と判断した場合だけ、電流が流れる仕組みになっているので、想定外の事故がおこる心配はありません。

ただしもともと心臓が弱っている人や、AEDを行うのが遅かったときには、うまく救命できないことがあります。できるだけ、3分以内にAEDを行えるように、国民的意識を高める必要があると思われます。

またAEDを使っても呼吸が止まったままであれば、救急車が来るまで、リズミカルに胸骨を圧迫する心臓マッサージができれば申し分ありません。

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