HEALTH

健康ミニ知識

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医薬部外品

医薬部外品とは、医薬品ではないが、医薬品に準ずるものをいいます。 つまり効果・効能が認められた成分は確実に含まれていますが、病気を治すほど強力なものではなく、予防に重点を置いたものです。 したがって、誰にでも効果が認められるものではなく、効...
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トクホ(特定保健用食品)

トクホ(特定保健用食品)とは、もともと生活習慣病の予防を目的につくられたもので、臨床試験を含む厳しい審査にパスし、厚生労働省が一定の健康表示を認めている食品です。 すなわち、「血糖値が気になる人に」「血圧が高めの方に適する食品です」「虫歯の...
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サプリメント 

サプリメントという言葉は「補足」、「追加」という意で、足りない栄養素を補助する食品という意味です。 なんらかの理由で食事がとれない場合、不足する栄養素だけを補うために用いられます。健康なひとが、さらに健康に良いと思って飲むものではありません...
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健康食品(健康補助食品)

健康食品というと、摂取すれば健康になれるかのごとき印象を与えますが、文字どおり、食品であって、薬ではないのです。 ところが現実には、まったく驚くような誤解をしているかたが少なくありません。 いわく、「薬は副作用が怖いけど健康食品なら副作用は...
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マイナスイオン水

近年、マイナスイオンを発するというエアコン・加湿器・掃除機・ヘアドライアー・枕・炭・化粧品などなど、マイナスイオンは引っ張りだこの感があります。 しかし、そもそもマイナスイオンなどという科学用語はありません。 マイナスの電気を帯びた酸素と空...
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還元水 活性水素水

食塩など電解質(ミネラル)を含む水に電流を流すと酸化・還元反応が起こり、陽極側には酸化された水が、陰極側には還元された水がそれぞれ造られます。 この陰極側の水を還元水と呼びます。アルカリ性のためアルカリイオン水とも呼ばれることがあります。 ...
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アガリクス

昔からブラジルサンパウロの郊外のピエダーデ山地は、成人病の発生が異常に少ない長寿村として知られていました。 そこで、住民たちが常食していたキノコアガリクス茸が研究の対象となり、1965年にその分析結果が学会でも発表されました。 その結果、2...
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自家中毒

自家中毒は、食あたりによる中毒という意味ではなく、子供が遠足や運動会、あるいは風邪をひいたり嘔吐下痢などで、溜まったストレスが引き金になって発病します。 自家中毒にかかると風邪をひいたようにだるく、食欲がなくなり、吐き気がおこってきます。 ...
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グルコサミン

グルコサミンは、自然界ではカニやエビなどのキチン質に多量に存在しています。 糖とアミノ酸が結合した物質で、ひとのからだには軟骨・爪・靱帯などに存在します。 グルコサミンは、軟骨を形成していくうえで最も基本となる成分で、軟骨組織や関節液にある...
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コエンザイムQ10

コエンザイムとは、「補酵素」の意で、コエンザイムQ10には、2つのタイプがあります。 ユビキノール(還元型コエンザイムQ10)は細胞内のミトコンドリアでエネルギーをつくりだし、活性酸素を撃退します。 もうひとつのユビキノン(酸化型コエンザイ...
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入浴驚愕反射

夏場は36~38℃、冬場は38~40℃が入浴に適した温度です。 入浴は基本的にぬるま湯(湯温38℃以下)がよく、上半身をお湯から出し10分以上湯船に下半身だけ浸かるのが最もよいとされます。 しかしぬるま湯が好みでなく、適温40℃ぐらいで全身...
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植物性女性ホルモン“大豆イソフラボン ”

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする奇妙なポリフェノールです。 ポリフェノールとは植物が光合成をしてできる糖分の変化した物質で、植物の花や葉・樹の皮などに含まれています。 このため植物エストロゲンとも呼ばれています。 植...
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善玉物質“アディポネクチン” 

メタボリックシンドローム 平成16年、厚生労働省の調査によると、40~74歳の男性2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)かその予備群だそうです。 そのメタボリックシンドロームに重要な関わりをもつタンパク質が...
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スーパーマウス

最近、6時間も休まず走り続けるスーパーマウスが誕生したというニュースが話題になりました。 米国、ケース・ウエスタン・リザーブ大学の研究チームの発表です。 チームは「人間に応用する考えはない」としていますが、その驚異的な体力の秘密が解明されれ...
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トラウマ(心的外傷)とストレス障害(PTSD)

トラウマの本来の意は外傷ですが、我が国では通常、心的外傷(心の傷)として用いられています。 このトラウマ(心の傷)がストレスとなっておこる精神症状を心的外傷後ストレス障害といい、通常、省略してPTSDと呼びます。 PTSDとはPost-tr...
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熱中症 

熱中症は高温のもと(炎天下、閉め切った部屋、温泉など)でおこる病気の総称をいいます。 症状の程度に応じ、①熱痙攣、②熱疲労、③熱射病に分けられます。 熱痙攣は筋肉の痙攣、熱疲労は脱水症状、そして熱射病は体温の調節が出来ず意識障害を来たす状態...
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活性酸素

活性があるというと良い印象を抱きますが、活性酸素は過激な行動をする酸素という悪い意味で使われます。 自分自身が構造上不安定な状態にあるため、まわりの分子や原子から強引に電子を奪って(酸化という)安定しようとします。 活性酸素は呼吸することに...
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エネルギーの貨幣

”ATPが不足した”という。 エネルギー不足の意に使われることが多い。 ATPはアデノシン三リン酸といい、アデノシンに3個のリン酸基がくっついています。 1個のリン酸基がはずれる毎に、8キロカロリー(1モルあたり)のエネルギーを生み出すため...
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貯蔵用脂肪 ”中性脂肪“

たとえば、裸で街に出かけるひとはいないでしょう。 服を着るのは、人間のもつ羞恥心に由来するといえます。 しかし、服は寒さを防ぐために不可欠であり、何かに突き当たったとき、からだを守るためにも必要です。 ただし、服だけでは間に合いません。 実...
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炭水化物とは

もっとも小さくシンプルな糖分がブドウ糖です。 それが2個あつまったものが砂糖やショ糖です。 さらに、それがたくさん集まって団子になったのが、でんぷん(植物)やグリコーゲン(動物)です。 これらをひっくるめて、炭水化物といいます。 炭素と水が...
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筋肉のエンジン”クエン酸回路

運動を始めると、血液中の糖が消費されますが、だんだんなくなってくると、肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンを使うようになります。 それもなくなると、からだの脂肪を燃やしてエネルギーにします。 エネルギーの源となるのが、ATP(アデノシン3リン...