3. 長寿は遺伝するか?

明らかに長寿家系が存在し、遺伝することが分かっています。

我が国随一の長寿県である沖縄の100歳以上の人たちに共通する遺伝子を研究した結果、免疫細胞の働きを強める“DR1”という長寿遺伝子をもつ人が多いことが分かってきました。

これは6番目の染色体にあり、外敵から身を守る免疫に関係の深いHLA遺伝子のひとつです。

また逆にリウマチなどに関係するとされるDR9を持つ人が少なかったそうです。

ただDR1は長寿につながる遺伝子の一部に過ぎず、それをもっているからといっても不摂生をすれば、決して長寿には結びつきません。

さらにこの方々には心筋梗塞などを防ぐアポ蛋白E2遺伝子が高頻度にみられ、アルツハイマーの危険因子アポ蛋白E4遺伝子がわずかしかみられなかったそうです。

またカリフォルニア工科大のグループによると、ミトコンドリアDNAの遺伝子にC150T塩基転移と呼ばれる突然変異が起こると、ヒトは長寿になるようだという報告がされています。

これには生まれつき変異しているケースと、生後何らかの原因により変異するケースがあるということです。

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