20. 極楽往生を遂げられるか?

仏古来、有名な僧が死期を悟ると、木食や断食に入り、即身仏となった記録が数多く残されています。

低栄養の状態が続き意識が薄れ始めると、極楽浄土や阿弥陀如来が眼前に現れ(幻覚症状)、この上ない幸福感に満たされたまま息を引き取る(大往生)といわれます。

このことは、病気で何日も絶食を余儀なくされた患者さんから、同様の体験をきくことができます。

すなわち徐々に空腹感が消えていき、全身の感覚が研ぎ澄まされて敏感になり、表現しがたい幸福感に包まれるというものです。

私たちの多くは老衰で死期が近づいたとき、あたかも修行僧のごとく断食に近い状況となり、意外に幸福感に包まれた往生を遂げているのではないかと思われるのです。

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