6. 老化の2大原因 “酸化”と“糖化”

Quangpraha / Pixabay

老化の原因はいくつもありますが、とくに大きな原因とされているのが「酸化」と「糖化」です。

人が息を吸って体内に取り込んだ酸素の一部(2%)は、活性酸素となってからだの蛋白質や脂質を酸化し、老化を促進します。さらに活性酸素はDNA(遺伝子本体)を傷つけ、遺伝子の突然変異を誘って、ガンを発生させる危険があります。

また、余分に摂り過ぎた糖はからだの蛋白質と結びつき、粘着のりのように、血管壁にくっついて剥がれない最終糖化生成物(AGEs)をつくりだします。これを糖化といいます。

AGEsはたんぱく質の硬化性変化(劣化)を引き起こし、糖尿病やがんといったさまざまな病気をもたらすことが近年の研究で分かっています。

酸化は「からだが錆びてしまう」、糖化は「からだが焦げてしまう」というイメージです。

こうして、酸化された脂質(過酸化脂質という)や最終糖化生成物(AGEs)は血管壁にくっついて動脈硬化をおこし、脳梗塞や心筋梗塞をおこしやすくなりますし、皮下のコラーゲン繊維が破壊されて皮膚の弾力が失われ、顔に皺やたるみを生じるようになります。

こうしてからだの表面も体内も、着実に老化が進んでいきます。

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