14. 無形文化遺産・地中海料理の特徴

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スペイン・イタリア・ギリシャなどの地中海沿岸諸国では、昔から糖尿病や心筋梗塞、脳血管障害による死亡率が世界で最も低く、長寿国の多いことで知られています。

これらの諸国では、新鮮な魚介類とともに、オリーブや野菜、果物、豆、ナッツが市場に溢れています。そして食卓では、これらの料理が新鮮なまま大皿に盛られ、精米されない全粒穀物、チーズとヨーグルトも添えられます。また、ほとんどの料理にオリーブオイルが多用され、赤ワインを飲みながら談笑する風景がしばしば見られます。

したがって、肉やバターなどの動物性脂肪やスイーツが多い欧米食とは対照的で、つぎのような特徴をあげられると思われます。

  1. 牛肉や豚肉より魚介類、鶏肉が中心で動脈硬化が起こりにくい。
  2. 抗酸化作用の強い緑黄色野菜、果物、豆類、きのこ、ナッツが豊富である。
  3. 香りのあるハーブを用いて塩分を抑えている。
  4. 全粒穀物であるオートミール、ライ麦パンが主食で、血糖が上がりにくい。
  5. ヨーグルト、チーズなど乳製品が多い。
  6. 脂肪分として悪玉コレステロールの上昇を抑えるオリーブ油がふんだんに使われる。
  7. 動脈硬化を予防する赤ワインが適度に飲まれる(適正量は男性300ml、女性150ml)。
  8. 素材を生かした調理が多く、加工食品を避けている。

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