ENVIRONMENT

環境問題

健康であるために

環境問題

PM2.5 (微小粒子状物質)

PMとはParticulate Matterの略で、微小粒子状物質と呼ばれ、PM2.5とは大気中にある2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1mmの1000分の1)以下の小さな微粒子(固体や液体)をいいます。髪の毛の30分の1ほどの太...
感染症

風疹

風疹は「三日はしか」として知られ、風疹ウイルスが咳やくしゃみなど飛沫感染によっておこります。子供に多い病気ですが、大人でもかかることがあります。 症状は発熱と、赤くて細かい発疹が顔からからだや手足に広がりますが、3~5日くらいで消えてしまい...
健康ミニ知識

尿酸

尿酸は尿に排泄される酸という性質から命名され、通常は腎臓から老廃物として排泄されます。 ところがこの尿酸は血液に溶けにくく、しかも腎臓から排泄しにくいため、血中濃度7.0㎎/dlを超えると尖った小石のごとき結晶となって、足の親指の付け根や膝...
健康ミニ知識

抗血栓薬

血管の中を流れている血液が固まって団子になると(血栓といいます)、血管を塞ぎ血液がそこから先に流れなくなってしまいます。 脳の血管が詰まったものを脳梗塞、心臓の血管が詰まったものを心筋梗塞といい、血栓の治療につかわれる薬剤を抗血栓薬といいま...
環境問題

藻類バイオ燃料

光合成によって植物や藻類から生産された有機物が海底深く堆積し、出来上がったのが石油といわれています。この何億年もかけてつくられたバイオ燃料を、藻類を使ってわずかな期間で造ろうというのです。 つまり藻類バイオ燃料とは、藻類を原料として造られた...
健康ミニ知識

ドラッグ・ラグ

世界中で販売されている医薬品を調べると、日本ではトップ商品100品目のうち20品目は使用が認められていません。 このように海外で承認されている薬が、国内で承認され使用できるまでには随分と時間がかかるのが現状です。この時間差をドラッグ・ラグと...
栄養ミニ知識

希少糖

自然界には単糖(糖の最小単位)といえばブドウ糖が99.9%と、ほとんどを占めており、残りの糖は僅かしかないため、希少糖と呼んでいます。 古来、生物界で消滅していく物質とは、自然界が必要としないものともいえます。 つまり、ブドウ糖は互いにくっ...
感染症

マダニが媒介する感染症 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する病気です。 中国では2007年頃から流行し2010年9月に35名の死者が発表されました。 日本でも2013年になってから感染の報告が相次...
健康ミニ知識

自家中毒

2歳から10歳の子供たちが、精神的に疲れが溜まったり、運動会や学芸会などで疲れや緊張がピークに達したあと、突然からだがだるくなり、吐き気をもよおしてくる病気です。 嘔吐は通常3日くらい続きます。風邪などの後にもみられますが、原因は感染でなく...
栄養ミニ知識

プロバイオティクス

プロバイオティクスは、抗生物質(アンチバイオティクス)に対比する言葉で、生物同士の共生を意味しています。 抗生物質が病気になってから細菌を退治するという治療法であるのに対し、プロバイオティクスは、あらかじめ体に良い菌を増やして健康を保つとい...
環境問題

シェール革命

これまで天然ガスの輸入大国だったアメリカが、一転して天然ガス輸出国になるという事態の到来に、シェール革命とまでいわれています。 シェールは粘土や泥が堆積してできた岩で、太古の湖底や海底に泥が層状に堆積されてできた板状岩です。したがってそれぞ...
健康ミニ知識

静かなる死 “アポトーシス”

自己犠牲な細胞 指に分離する前の胎児の手、ウイルスに侵された細胞あるいはガン細胞など、そのままではからだの成長を妨げるとか、自らの命が危うくなるような細胞は、死んでもらわなければいけません。 そこで我々のからだは、そういう厄介な細胞があらわ...
健康ミニ知識

アフタ性口内炎

アフタは唇や頬の内側、舌や歯ぐきなどにできる、小さく丸い白色の潰瘍です。まわりは赤味を帯びています。食物や歯ブラシが触れただけで、激しい痛みがおこります。 口内炎は口のなかの粘膜にできる炎症のすべてを指していますから、潰瘍がなくても赤くなっ...
感染症

アニサキス症

少し時間のたったサバ・アジ・カツオなどを刺身で摂ると、数時間後、魚のなかに棲息していたアニサキス幼虫(長さ10~20㎜) が人の胃腸の壁に食いついて、腹痛発作をおこすことがあります。 じつは、アニサキス幼虫は魚が新鮮なうちは魚の腸のなかに留...
栄養ミニ知識

DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAは脳や精液 、網膜などに含まれている多価不飽和脂肪酸の主な成分です。 DHAはEPA(エイコサペンタエン酸)と共にn-3系の脂肪酸の一つで、ともに血液をサラサラにし、動脈硬化を予防する働きをしています。 しかしEPA が脳の入り口(脳...
感染症

狂牛病(BSE)

文字どおり牛の病気です。プリオンという細胞のタンパクに異変がおき、牛の脳がスポンジのように変化するため、立つことすらできなくなり、死に至ります。 おそらく家畜の飼育に使う肉骨粉が異常プリオンに汚染され、それがウイルスのように、他の牛に感染し...
健康ミニ知識

キシリトール

キシリトールとは、トウモロコシの芯やワラに含まれるキシロース(炭素原子5個をもつ単糖類)から作られる糖アルコール(糖に水素が2個くっついたもの)の一種で、低カロリー甘味料です。 甘味は砂糖とほぼ同じくらいあり、甘味料として利用されるほか、溶...
健康ミニ知識

オリゴ糖

これ以上分解できない最も小さい糖質を単糖類といい、ブドウ糖や果糖などが該当します。 その単糖類が3~10個ほどくっ付いたものをオリゴ糖と呼んでいます。 ちなみに単糖類の2個くっついたものが二糖類で、ブドウ糖と果糖のくっ付いたものが砂糖、ブド...
感染症

夏風邪

湿度の低いところで流行る冬の風邪に対し、湿度の高い環境を好むエンテロウイルスやアデノウイルス、コクサッキーウイルスなどによる夏の風邪を「夏風邪」といいます。 暑さやクーラーのかけ過ぎによって疲労や食欲不振、寝不足の状態になると免疫力が低下し...
栄養ミニ知識

食育

食育とは「食」に関する知識を得て、健康的な食生活を送るためにどういう食品を選択すべきかを学ぶことをいいます。 もともと日本の伝統的食生活は、米飯に豆腐・納豆・みそ汁などの大豆・野菜・魚などで構成されていました。 したがって昭和50年頃、蛋白...
健康ミニ知識

アドレナリン・ノルアドレナリン

アドレナリン、ノルアドレナリンとも、交感神経(自律神経のひとつ)を活性化するホルモンです。 自律神経には交感神経と副交感神経があって、互いに臓器の働きを強めたり弱めたりします。 たとえば心臓の働きが弱っている人に交感神経を刺激する薬を使うと...
健康ミニ知識

EPA(エイコサペンタエン酸)

EPAが注目されるようになったのは、1970年代にデンマーク・オールボア病院の疫学調査の結果がきっかけでした。 その内容は肉食中心のデンマーク人が脳梗塞、心筋梗塞などに罹患する割合がきわめて高い(死亡原因の40%以上が心筋梗塞)のに対し、魚...
感染症

ICU(集中治療室)

ICUとはIntensive Care Unitの略で、集中治療室と呼ばれる病院内の施設の1つです。 呼吸・循環・代謝などの働きが悪化し、全身状態が危機に陥った場合、24時間体制で治療するシステムです。 具体的には、入院患者の容態が突然悪化...
健康ミニ知識

OTC

OTCとはover the counterの略で、薬局のカウンター越しに購入するという意味です。 つまり、医師の処方箋なしに入手できる医薬品(一般用医薬品・大衆薬)で、基本的に副作用が懸念されるようなものは除外されています。また多くは安全性...
感染症

NDM-1産生菌

2009年にインドのニューデリーから帰国したスェーデン人によって、はじめて新種のβラクタマーゼ産生菌が分離されました。 菌が分離された地名をとって、New Delhi metallo-β-lactamase1、略してNDM-1産生菌と命名さ...