新型インフルエンザの現況(2011.2)

免疫
今年のインフルエンザは関東、北九州ですでに大流行していますが、この1週間松山市でも患者数が大流行の基準を超え、県内は本格的な流行期に入ったとして警報が発表されました。

今回は新型インフルエンザを中心にA型インフルエンザも流行っていますが、症状はよく似ており、発熱や咳、のどの痛み、倦怠感、頭痛などのほか、吐き気や下痢といった胃腸症状のみられることがあります。

とくに糖尿病や喘息の方、妊婦、幼児、高齢者は重症化することがあるため、早めに医療機関にご相談ください。

しかし大半のかたは比較的軽症で治っており、新型インフルエンザといってもあわてる必要はありません。治療薬も今までの抗インフルエンザウイルス薬が有効です。

免疫力のない新型

ただ新型インフルエンザは文字どおり、今まで人には感染したことがないニュータイプのため、免疫力がありません。

したがって通常のインフルエンザに比べると感染が拡大しやすく、幼稚園や学校で爆発的に流行し、学級閉鎖になることがあります。

また熱がさがっても、しばらくは周りのひとに感染する可能性が残っています。少なくとも、熱が下がってから2日間は外出しないように心がけてください。

感染のピーク

今回の感染予想では2月にピークを迎え、3月には落ち着くものと思われます。

予防接種を打っておいたのに、インフルエンザにかかってしまったという声を聞きますが、予防接種ではインフルエンザを完全に予防できないのです。

むしろ予防接種しておくと、発病を抑えたり、かかっても重くならずに済むというふうに理解してください。

またインフルエンザは、一度かかって免疫ができたから、もうかからないというわけにはいきません。ウイルスが免疫から巧みに逃れるように、少しずつ姿を変えるからです。そのためインフルエンザは毎年流行するのです。

インフルエンザウイルスは、咳・くしゃみをあびて感染する場合や、感染したヒトが触ったものに触れた後、目や口をさわってウイルスが体内に入ることが考えられます。手洗いと、うがいはできるだけ頻回に行ってください。

またウイルスが粘膜から感染するため、不用意に目、鼻、口などを触らないように気を付けてください。