GM遺伝子からみた日本人

モンゴル
GMはガンママーカーの略で、免疫グロブリンの血液型というふうに理解していただければよいとおもいます。

私たちの血液中に含まれるタンパク質はアルブミンとグロブリンからなり、このグロブリンを4つに分けたうちのガンマグロブリンというのが免疫グロブリンのことです。

免疫の主役を演じるタンパク質です。

われわれモンゴロイドはag, axg, ab3st, afb1b3の4つのGM遺伝子をもっています。

この4つの遺伝子の出現頻度パターンは民族集団によって随分違うことがわかっています。

ag, axgは主としてシベリアからアメリカ全土にひろがっており、古モンゴロイドが有していたとみられます。

またab3stは主にシベリア、中国北部から朝鮮、日本へ広がり、afb1b3は東南アジアを中心にアジア全体に広がっています。

これらのab3st, afb1b3はベルム氷河期以降(7~1万年前)にあらわれた新モンゴロイドに対応してみられます。

とくにab3stはバイカル湖付近あるいはチベットから一万数千年前に日本へ入ってきた可能性が考えられ、また、afb1b3は中国雲南省から長江下流域を経て6,000年前、我が国に入ったと考えられます。

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