血液型からみた日本人

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日本人の血液型を大まかに分類するとA型が40%、O型が30%、B型が20%、AB型が10%です。

現在日本人の多数派であるA型は西日本を中心に広く分布し、東に向かうほど少なくなっています。

逆にB型は東北、中部地方に多く、西に向かうほど少なくなっています。

また日本人の3割を占めるO型は鹿児島、南紀、福井、東海、関東、東北など沿岸地域に多くみられます。

世界の血液型パターンは1925年オッテンバーグの分類が今も頻用されていますが、日本人にもっとも近い血液型パターンをもつのは中国南部のひとたちで、優位にA型が多数を占めています。

また中国東北部の人たちはB型優位(40%)ですし、フィリピンなど東南アジアではO型が60~70%と圧倒的に優位で、B型は稀です。

これらのデータから日本人の血液型パターンを類推しますと、A型は中国南部、B型は中国東北部から日本へ入ってきた可能性が高く、O型は東南アジアから黒潮に乗って、日本沿岸沿いに入ってきたと考えられます。

そして日本人によくみられるA型優位のパターンからは、中国南部を経て日本へ渡来した人達が特に多かったことが窺えます。

血液型と性格に関連があるかどうかという研究は80年も前に取り上げられ、日本法医学会で検討されました。

しかし「ABO式血液型」は、赤血球表面などから出ている糖鎖の構造の違いでタイプ分けされており、その糖鎖と性格との間の関係は正式に否認されました。

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