肝硬変の治療法

肝硬変は元に戻すことはできないため、肝硬変の進行を食止めることを目的としています。

体調に支障がない代償期の治療は、規則正しい生活、バランスのとれた食事が基本となります。

定期的に検査を受ける以外は特別な治療は行われないのが一般的です。

非代償期では、出てきた合併症の症状を一つひとつ除去し、代償期に戻すことが目標となります。

非代償期の治療とは肝硬変の治療というより、合併症の治療ということになります。

代表的な合併症には腹水、食道静脈瘤、肝性脳症があります。

腹水  水分と塩分を制限し、利尿剤を用い利尿を促進します。

それでも改善しない場合は、アルブミンを注射で補います。

食道静脈瘤  静脈瘤が赤みを帯びてきたら、破裂の危険信号ですので、静脈瘤の内外に硬化剤を注入して固めてしまう処置をします(食道静脈瘤硬化療法)。

肝性脳症  血液中のアンモニアを減らすため、たんぱく食を1日40gに制限します。

そして、ラクツロース(一種の緩下剤)で腸内の有害な細菌を抑え排便を促して腸内を浄化します。

また、アンモニアを産生する細菌を殺すための抗生物質やアミノ酸バランスを調整する特殊アミノ酸製剤を使います。

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