C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べるには

血液検査では、まずHCV 抗体の有無を検査します。

HCV抗体とはC型肝炎ウイルス(HCV)の遺伝子でつくられたタンパク質に対する抗体です。

HCV 抗体陽性ということは、現在ウイルスに感染している場合だけでなく、既に治ってウイルスがいなくなっている場合もあるのです。

このため、この両者を区別するために、血液中のHCV 抗体の量(HCV 抗体価)を測定することと、C型肝炎ウイルスのコア抗原を検出すること、および核酸増幅検査(NAT)によりC型肝炎ウイルスの遺伝子(HCV RNA)を検出することの3 つの検査法を組み合わせて判断する方法がおこなわれています。

HCV-RNAはC型肝炎ウイルスの遺伝子(RNA)を直接調べて、C型肝炎ウイルスが患者さんの体の中に存在するかどうか(定性法)、また、どれくらいの量のウイルスが存在するのか(定量法)を検査するものです。

HCV-RNA測定で、アンプリコア法で定量したウイルスの量が1ml中100K copies未満か、分岐DNAプローブ法で定量したウイルスの量が1ml中1.0Meq未満であれば、インターフェロンが効く目安になるといわれています。

さらにインターフェロン療法開始後、HCV-RNA定性法でウイルスの有無を見て、その効果の指標としています。

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