慢性膵炎の診断 はどうするか?

慢性膵炎を疑う症状

アルコールを多飲する男性でみぞおちの痛みを繰り返す場合、また脂っこい食事やアルコールを飲んだ後、左の上腹部痛や背中の痛みを来たす場合、慢性膵炎の可能性が考えられます。女性では飲酒歴のない場合が多いことに注意が必要です。

また、膵炎が進行するにしたがって、かえって腹痛がおこらなくなり、今度は下痢や糖尿病による口渇、多尿、痩せなどが主な症状となります。

診断の根拠

超音波、ERCP,CT,MRCPなどで、膵臓内に石灰化、膵管内に結石を証明すること、膵管の不整な拡張や狭窄、膵臓の辺縁の凸凹、変形を認めれば、診断がつきます。また、組織検査によって膵実質の脱落と線維化が証明されれば、診断できます。

そのほかに、大量の飲酒歴があり、繰り返す上腹部痛に加え、血液、尿検査で、アミラーゼなどの酵素が異常(高値あるいは異常低値)を示したり、膵外分泌検査(BT―PABA試験)で異常を証明できれば、診断の根拠になります。

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