急性膵炎とは?


急性膵炎は、60歳代の男性、70歳代の女性に多くみられ、男性は女性の約2倍、年間約7万人の受診者がいるといわれます。

症状の特徴は、突然、みぞおちに激痛が発生し数日間持続します。吐き気や嘔吐をともなうことが多いようです。

絶食でいるとすぐによくなる場合と、そのまま悪化して(膵臓の組織が壊死になる)死の危険にさらされる重症型があります。

急性膵炎の重症型(壊死性膵炎)は約 10%にみられ、死亡率は15~20%と決して低くありません。さらに臓器不全を引き起こすと、約半数が死に至るとまでいわれています。

男性では飲酒(約40%)、女性では胆石(約25%)が主な原因で、胆石などによって膵液の流れがせき止められ、膵臓内に溜まった膵液が自らの膵臓を傷つけることによっておこります。

したがって、細菌の感染がなくても膵炎がおこるという特徴があります。

飲酒や胆石のほか、大食、ウィルス感染、薬物、腹部打撲、腹部手術、副甲状腺機能亢進などが発病の原因になりますが、原因不明のものも少なくありません(約20%)。

急性膵炎の10%ぐらいは慢性膵炎に移行するといわれています。

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