IMMUNE

免疫のはなし

下痢

免疫のはなし

アナフィラキシーショック

蜂に刺されたり、蛇やハムスターに噛まれたり、エビ・イカ・カニや鶏卵・牛乳・小麦・そば・ピーナッツなどの食物アレルギーを経験したひとが、その時はたいした症状がなかったのに、2度目に同じ経験をすると、過剰なほどにアレルギー反応をおこすことがあり...
新型インフルエンザ

新型インフルエンザの現況(2011.2)

今年のインフルエンザは関東、北九州ですでに大流行していますが、この1週間松山市でも患者数が大流行の基準を超え、県内は本格的な流行期に入ったとして警報が発表されました。 今回は新型インフルエンザを中心にA型インフルエンザも流行っていますが、症...
胃潰瘍:ピロリ菌特集

胃潰瘍、胃ガンの原因・ピロリ菌

近年、ピロリ菌が注目されるようになってきた理由は、ピロリ菌が胃潰瘍や胃ガンの原因であることがはっきりしてきたからだと思われます。 ピロリ菌がきわめて特異な細菌である理由は、強酸の胃液のなかで生き残った唯一の菌であることと、自然界に40万種類...
新型インフルエンザ

高病原性鳥インフルエンザとは?

カモが保有しているインフルエンザウイルスは頻繁に遺伝子の変異を起こしています。 このインフルエンザウイルスのうち、病原性が強いH5N1亜型インフルエンザウイルスがカモの糞を媒介にしてニワトリや七面鳥等に感染を繰り返していると、そのうち突如と...
新型インフルエンザ

新型インフルエンザに感染するとどのような症状がでるか?

新型インフルエンザに変異することが懸念されている高病原性鳥インフルエンザの症状としては、これまで東南アジアなどでの事例では、発熱、咳など、ヒトの一般的なインフルエンザと同様の症状に加え、下痢を認めた例もありました。 また、致死率は60%以上...
すい臓の病気

膵臓の病気とは?

正常膵臓 膵臓の中には膵管が木の枝のようにはりめぐらされており、消化酵素を含む膵液は、ここを通って十二指腸へ運ばれます。 また一方で、膵臓内ではインスリン、グルカゴンなどのホルモンがつくられています。 急性膵炎 アルコールの多飲や胆石などに...
感染症

エイズ(後天性免疫不全症候群)

現在、世界のエイズ患者数は5000万人を超え、我が国でも公称は1万人ですがおそらく数万人にのぼるといわれています。 米国では、80万人以上がHIVに感染していると推定され、毎年4万人づつ増えています。 最もエイズに汚染されているといわれるア...
腸の病気

大腸の病気とは

大腸の病気は大きくふたつに分けられます。 ひとつは潰瘍やガンなど腸のなかに病変がある場合と、もうひとつは腸の機能に異常がみられるものの病変はないという場合(過敏性腸症候群)です。 腸の病変は腫瘍と炎症に大別されます。 腫瘍は通常ポリープとい...
腸の病気

感染性腸炎

細菌やウイルス・原虫が口から侵入し、腸内で繁殖するか、毒素を産生して腸炎を引き起こし、腹痛・下痢・血便・発熱を生じるものです。 成人では細菌性腸炎が、小児ではウイルス性胃腸炎が多くみられます。 細菌ではキャンピロバクター、サルモネラ菌、腸炎...
腸の病気

感染性腸炎:ウイルス性腸炎

ノロウィルス(小型球型ウイルス、SRSV)腸炎 成人では冬季を中心に流行し、多くは生カキや二枚貝(ウィルスで汚染された海水を取り込み、濃縮している)やサラダが感染源になっています。 また学童、老人施設にしばしば集団発生しますが、学童の場合は...
腸の病気

感染性腸炎:細菌性胃腸炎

食品に付着し繁殖した原因菌、またはその産生する毒素を食品とともに摂取したために発病します。 キャンピロバクター・サルモネラ菌、腸炎ビブリオが全体の60%以上を占めています。 その他には病原大腸菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌、セレ...
腸の病気

感染性腸炎 :特殊な腸炎

腸アメーバ症 海外渡航者や男性同性愛者にみられることが多く、性感染症(STD)の1つとも考えられています。 成熟嚢子の経口摂取により感染し、主に直腸・S状結腸と盲腸などの深部大腸が冒されます。 下痢、粘血便、しぶり腹、排便時の下腹部痛があり...
腸の病気

虚血性大腸炎とは

虚血性大腸炎は、前触れなく突然下腹部の激痛がおこり、それに続いて鮮紅色の血液が混じった下痢が出現します。 しばしば気を失うほどの激痛ですが、通常は数日間で治まってきます。 大腸に栄養を送る血管が一時的に詰まることによって、その部位から出血し...
腸の病気

薬剤性大腸炎とは

薬剤を多量に使用したために、腸内に普段棲んでいる細菌が死滅し、この薬剤に抵抗性を示す別の細菌が増殖して大腸粘膜に炎症を起こし、下痢や血便をおこす病気です。 抗生物質、抗がん剤、経口避妊薬、非ステロイド性抗炎症剤などが原因となりますが、とくに...
下痢対策

なぜ下痢になるか

そもそも下痢というのは 腸にやってきた有害なものを、一刻も早く体外に出してしまおうとする自己防衛反応といえます。 急性下痢の9割以上は細菌やウイルスなどによる感染症です。 この場合、下痢に対し直ちに下痢止めを使用すると菌が腸内に留まるため、...
下痢対策

下痢が止まらない原因

下痢が止まらない原因は、ほとんどが胃腸にあり、つぎの4つに大別できます。 1)細菌やウィルスがくっついた食物(魚の刺身、貝、肉類、野菜サラダなど)を摂ると、菌が腸のなかで繁殖します。 するとこれを追い出そうとして大腸の粘膜から腸の中へ多量の...
下痢対策

急性腸炎(急性下痢)の食事療法

下痢が激しいとき 下痢が頻回で腹痛が強い1~2日間は、番茶やスポーツドリンク、重湯程度とし、少しよくなれば、野菜スープ、薄い味噌汁、酸っぱくない果汁などを摂るようにしてください。 下痢が回復してきたとき 3~4日をかけ主食を3分粥から5分粥...
下痢対策

慢性下痢の食事療法

原因が過敏性腸症候群によるものか、潰瘍性大腸炎のように炎症によるものかで、治療薬は全く異なりますが、食事に関しては治療方針はほぼ同じと考えてください。基本的には煮たり、蒸した料理がよく、炒め物や揚げ物は避けてください。 主食 : 白米・パン...
腸の病気

過敏性腸症候群とは

腸の運動を調節しているのは自律神経です。 したがって手や足は自分の意志で動かせますが、腸を動かすことはできません。 過敏性腸症候群とは、自律神経による腸の運動の調節が狂ったため、便秘や下痢などの便通異常がおこるものをいいます。 原因は精神的...
腸の病気

下痢と便秘を繰り返すとき

大腸の検査をしても異常がないのに下痢と便秘を繰り返したり、腹痛が治らないという訴えをよく聞きます。 これは腸が痙攣をおこしたり、逆に弛緩して動きが悪くなってしまうのが原因です。 腸に傷はなくても蠕動運動が円滑におこなわれなくなると、このよう...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンの症状とは

肝臓ガンはガンとしての症状が出にくいため、肝炎や肝硬変の症状とほとんど変わりありません。 すなわち、全身倦怠感、食欲不振、 微熱、体重減少、貧血、手の平の紅班、下痢、腹部膨満感、前胸部のクモ状血管腫などがあげられます。
すい臓の病気

なぜ慢性膵炎になるか?

なぜ慢性膵炎になるか? 慢性膵炎で病院を受診する患者さんは年間7万人と、急増している状況にあります。性別では男性が女性の5倍近くを占めています。 原因としては、アルコールが男性の8割、女性の3割を占めています。アルコールに加え喫煙すると、さ...
すい臓の病気

慢性膵炎の診断

慢性膵炎を疑う症状 アルコールを多飲する男性でみぞおちの痛みを繰り返す場合、また脂っこい食事やアルコールを飲んだ後、左の上腹部痛や背中の痛みを来たす場合、慢性膵炎の可能性が考えられます。 女性では飲酒歴のない場合が多いことに注意が必要です。...
肛門の病気

痔核の治療

出血や痛みに対してはまず保存的治療を主にします。 肛門を清潔にして温め、便秘や下痢にならないように便通を整えます。 食事療法だけでは便通が整わない場合には、整腸剤や緩下剤を服用します。 それに加えて、坐薬や軟膏を使用し、症状に応じて鎮痛剤や...
肛門の病気

痔ろうの原因

痔ろうは次のような場合に発生しやすくなります。 1.下痢が長く続いたため、肛門腺に便が入りやすくなった。 2.排便時に強くいきむくせがある。 3.先天的に肛門陰窩が深い。 4.疲労やストレスにより肛門内の局所免疫が低下し、わずかな刺激で肛門...