CANCER NEW INFO

新しいガン情報

乳ガン

新しいガン情報

血液による新しいガン検査 ”マイクロRNA”

血液検査でガンを発見しようとする方法は、従来、腫瘍マーカーを測定する方法がとられています。CEA、CA19-9,などがそれにあたります。 これらの腫瘍マーカーは、癌細胞が死んで分解されるときに出るタンパク質で、すでに40種類以上のマーカーが...
栄養ミニ知識

700種類の色素“カロテノイド”

カロテノイドとは、植物や動物、微生物が持つ黄、赤、紫など700種類もの色素の総称です。 これらの色素は見て美しいためにではなく、強い光から自分のからだを保護し、植物にとってはクロロフィルとともに光合成に不可欠の材料になっているのです。 植物...
健康ミニ知識

オリゴ糖

これ以上分解できない最も小さい糖質を単糖類といい、ブドウ糖や果糖などが該当します。 その単糖類が3~10個ほどくっ付いたものをオリゴ糖と呼んでいます。 ちなみに単糖類の2個くっついたものが二糖類で、ブドウ糖と果糖のくっ付いたものが砂糖、ブド...
健康ミニ知識

植物性女性ホルモン“大豆イソフラボン ”

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする奇妙なポリフェノールです。 ポリフェノールとは植物が光合成をしてできる糖分の変化した物質で、植物の花や葉・樹の皮などに含まれています。 このため植物エストロゲンとも呼ばれています。 植...
乳ガンにならないために

乳ガンの症状とは?

1.70%の人にしこりがみられ、乳房の上方、外側に多くみられます。 つぎに多いのが「乳頭から血液のようなものが出た」「乳房が痛む」という訴えです。 乳がんのしこりは硬く、境界がはっきりせず、押しても動かないことが特徴です。 ただし、それだけ...
乳ガンにならないために

なぜ乳ガンが増えているか?

乳ガンが増加している原因は、日本女性のライフスタイルが欧米化してきたことにあるといわれています。 すなわち、仕事に情熱を燃やす結果、結婚しない女性や若いうちは結婚しないという女性が増え、たとえ結婚してもすぐには出産しない女性、出産しても授乳...
乳ガンにならないために

どんな人が乳ガンにかかりやすいか

乳がんの危険因子を列挙してみます。 1.初潮が早い 2.月経周期が規則正しい 3.月経周期が短い 4.閉経が遅い 5.出産未経験や高齢出産 6.授乳しない 以上は乳腺がエストロゲンに晒される機会が多く、乳ガンを発生させやすい要因といわれてい...
乳ガンにならないために

乳ガンはどのようにして診断するか

マンモグラフィー( 乳房X線撮影 ) 乳房専用のレントゲン撮影のことです。 乳房を挟みながら圧迫し、薄く均等に広げて撮影します。 多少痛みを感じますが、こうすることによって、最小のレントゲン量で乳房の中を見ることができます。 圧迫したからと...
乳ガンにならないために

乳ガンの治療の考え方

手術でがんを完全に取りきり、リンパ節転移もない、そういう患者さんでも10~15%の確率で再発を起こします。 このため、乳がんは全身病と受け取られるようになり、手術や放射線の局所治療よりも全身治療が大事だと考えられています。 したがって、今で...
乳ガンにならないために

乳ガンの手術について

術前化学療法の進歩により、外科手術は極力小さく目立たない術式が摸索された結果、乳房温存手術が主流となってきました。 2000年には乳がん症例の約40%に乳房温存手術が行われ、現在はおそらく半数に達していると考えられています。 外科手術は切除...
乳ガンにならないために

乳房温存療法の登場

1990年代は、乳ガン手術における革命といっていいほどの変化の時代でした。 具体的に言えば、乳ガン治療として君臨してきたハルステッド手術が急速に影を潜め、乳房温存療法がそれにとって代わったことです。 乳房温存療法は乳房温存手術のあと、術後の...
乳ガンにならないために

乳ガンの放射線療法

乳ガンはほとんどが腺ガンです。 一般的には腺ガンは放射線が効きにくいといわれますが、腺ガンの中では、乳ガンは胃、大腸ガン等にくらべ放射線がよく効くといわれています。 乳房温存手術のあと、術後の再発を防ぐ目的で放射線治療が行われますが、抗ガン...
乳ガンにならないために

乳ガンの薬物療法の考え方

乳ガンの治療で薬物療法が行われるのは次の3つの場合です。 1.ガンを縮小させて乳房温存療法に持ち込む目的で、手術前に使用する。 2.全身に散らばった可能性のあるガン細胞を死滅させ、手術後の再発を防ぐ目的で使用する。 3.進行ガンや転移あるい...
乳ガンにならないために

乳ガンの薬物療法の実際

化学療法 ガン細胞の増殖を抑え、死滅させるのを目的とした抗ガン剤です。 抗ガン剤は細胞分裂が早い細胞にターゲットをあわせていますので、正常細胞のうち、細胞分裂が早い骨髄や毛髪、胃腸の細胞にも作用を及ぼす結果、貧血、脱毛、吐き気をおこしてきま...
乳ガンにならないために

乳ガンを早期発見するためには

乳ガンの急増に伴い、厚生労働省は40歳以上のかたには、2年に1度の触診+マンモグラフィー検診を勧めています。 40歳未満でも、家族に乳ガンのひとがいるとか、胸のしこりが気になるという人は、医療機関でマンモグラフィーの検査とともに、超音波検査...
乳ガンにならないために

乳ガンにならないためにはどうすればよいか

1.可能ならたくさん子供もを産む 2.子供は自分で授乳(なるべく母乳)して育てる 3.動物性脂肪の食品を避ける 4.食べ過ぎて肥満にならないよう注意する 5.たばこを吸わない 6.定期健診をかならず受ける
乳ガンにならないために

乳ガンは遺伝するか?

遺伝による乳ガンを家族性乳がんといいます。 乳ガン全体の5%くらいが家族性だろうといわれています。 若くして発症すること、両方の乳房に発症しやすいなどの特徴があります。 また、BRCA1、BRCA2というふたつの原因遺伝子が見つかっていて、...
ガンの基礎知識

ガンは遺伝するか?

多くのガンは遺伝とは関係なく、生まれた後で、化学物質や放射線・ウイルスなどにより遺伝子が変化を起こしてガン化すると考えられています。 ガンは遺伝子の病気であって遺伝する病気ではありません。 確かに遺伝するガンもありますが、それはごく一部のガ...
ガンの基礎知識

腫瘍マーカー

体内に腫瘍ができると、その腫瘍により大量につくられ、血液中(ときに尿や膣分泌液)に出現してくる物質を腫瘍マーカーといいます。 ただし、腫瘍マーカーが陽性だからといって必ずガンがあるわけではなく、反対に陰性だからといって完全にガンが否定できる...
ガンの基礎知識

遺伝子診断

ひとの遺伝子を調べ、その結果と症状を合わせて診断するのを遺伝子診断と言います。 遺伝子の診断が出来るようになれば、すぐにでも遺伝子の治療が出来そうですが、なかなかそうはいかないのです。 そのへだたりは思ったより大きいのが現実です。 2003...
ガンの基礎知識

唾液によるガン診断

唾液の成分を分析するだけで、膵臓ガン、口腔ガン、乳ガンを診断するという画期的な方法を開発したという報告です。 慶応大学先端生命科学研究所が米カリフォルニア大ロサンゼルス校との共同研究で明らかにしたもので、2010年6月28日、オランダのアム...
新しいガン情報

分子標的治療

近年、新しい抗ガン剤として注目されているものに「分子標的治療薬」があります。 ガン細胞を殺傷する目的でつくられた従来の抗がん剤は、ガン細胞以外の健康な細胞をも攻撃してしまう欠点をもっています。 このため、白血球や血小板が減ったり、嘔吐や脱毛...
ガンの基礎知識

ガンと食事

発ガン因子としてもっとも関係あるのは食事でしょう。 一説には、発ガン原因の35%を食事が占めているといわれています。 次にタバコが30%です。 食事とタバコを合わせると、実に65%という数字になります。 この他にも放射線や紫外線、ダイオキシ...
ガンの基礎知識

ガンとこころの問題

1985年、イギリスのランセットという有名な医学雑誌に、乳ガン患者さんの意識状態を4つのグループに分け、術後13年間の調査報告が発表されました。 それによると、 自分は絶対に治ると希望を持ち、ガンに勝つためによいと思われることは積極的に実践...
大腸ガンにならないために

大腸ガンは増えているか?

現在わが国で最も多いガンは大腸ガン(年間15万8千人が罹患)です。 ただしその半数以上は軽快しているため、実際のガン死亡者数は、肺ガンが1位(75600人)、大腸ガンが2位(54000人)、胃ガンが3位(43500人)となっています。 さら...