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腸の病気

腸の病気

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感染性腸炎 :特殊な腸炎

腸アメーバ症 海外渡航者や男性同性愛者にみられることが多く、性感染症(STD)の1つとも考えられています。 成熟嚢子の経口摂取により感染し、主に直腸・S状結腸と盲腸などの深部大腸が冒されます。 下痢、粘血便、しぶり腹、排便時の下腹部痛が...
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虚血性大腸炎とは

虚血性大腸炎は、前触れなく突然下腹部の激痛がおこり、それに続いて鮮紅色の血液が混じった下痢が出現します。 しばしば気を失うほどの激痛ですが、通常は数日間で治まってきます。 大腸に栄養を送る血管が一時的に詰まることによって、その部位から出血...
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薬剤性大腸炎とは

薬剤を多量に使用したために、腸内に普段棲んでいる細菌が死滅し、この薬剤に抵抗性を示す別の細菌が増殖して大腸粘膜に炎症を起こし、下痢や血便をおこす病気です。 抗生物質、抗がん剤、経口避妊薬、非ステロイド性抗炎症剤などが原因となりますが、とく...
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大腸憩室症とは

加齢により腸の壁がもろくなり、腸の内圧が上がったときにポケット様に外へ飛び出す袋状のものをいいます。 食物繊維の多い旧来の日本食では、あまりみられなかったのですが、欧米の低繊維食が主流となったため、出現頻度が高くなりました。 すなわち、...
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粘液の多い便がでたとき

粘液とは排便時にみられる寒天を溶かしたような、ねばねばした透明の液をいいます。 粘液は腸のケイレンやただれにより、腸の粘膜が刺激されて出る場合と、ポリープやガンから直接出る場合があります。 粘液に血が混じるとか、痛みや熱があるかどうかが診...
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過敏性腸症候群とは

腸の運動を調節しているのは自律神経です。 したがって手や足は自分の意志で動かせますが、腸を動かすことはできません。 過敏性腸症候群とは、自律神経による腸の運動の調節が狂ったため、便秘や下痢などの便通異常がおこるものをいいます。 原因は精神...
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過敏性腸症候群の治療

病気の原因が精神的なストレスにあるか、自律神経の失調にあるかで、それに応じた治療が必要になります。 1.精神的なストレスが原因の場合 まず本人にのしかかっている精神的なストレスをとってあげることが第1です。 時間をかけて話し合い、精神的負...
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自律訓練法の実際

まず全身の力を抜き、軽く目を閉じてリラックスした状態で、次にのべる言葉を心の中で3~4回繰り返してください。 これを起床時と寝る前に、毎日ベッドの中で試してみてください。続けていると、便通も改善し、おなかの不快感がとれやすくなります。 わ...
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下痢と便秘を繰り返すとき

大腸の検査をしても異常がないのに下痢と便秘を繰り返したり、腹痛が治らないという訴えをよく聞きます。 これは腸が痙攣をおこしたり、逆に弛緩して動きが悪くなってしまうのが原因です。 腸に傷はなくても蠕動運動が円滑におこなわれなくなると、この...
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便が細くなったとき

日によって便が太くなったり、細くなったりする場合はあまり心配することはありません。 腸の緊張が強く痙攣様になると便は細くなりますが、緊張が解けると太くなるからです。 しかし、いつも便が細いとか、急に細くなってきたなどという場合には、大腸の...
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