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16. 和食に対する海外諸国の批判 | 浦岡胃腸クリニック

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16. 和食に対する海外諸国の批判

takedahrs / Pixabay


和食は魚、野菜、大豆が豊富で、わが国に長寿世界一をもたらしている根拠にもなっています。
しかし近年、共稼ぎ世帯の増加など社会環境の変化により、家庭で調理にかける時間が少なくなり、ついつい加工食品に頼る機会が増えつつあります。
このため、外国人から見た日本人の食生活は、必ずしも高い評価を得られているとは言い難いようです。
その要点はつぎの4点にまとめられます。

  1. 日本人は塩、醤油、味噌で味を調える習慣があり、塩分が多い欠点がある。
  2. 日本食には揚げ物が多く、糖化の危険性が大きい。
  3. 加工食品(レトルト食品、インスタント食品、ファーストフード、菓子)を摂りすぎる傾向がある。加工食品には添加物、保存料が多く、栄養価が低い。
  4. 食後血糖が急上昇しやすい(GI値が高い)白米が主食である。GI値の低い玄米・雑穀米にすべきではないか。

和食が無形文化遺産に認定された一方で、現在外食はもちろん家庭でも、1汁3菜の食事をする機会はかえって減っていると言わざるを得ません。
それにもかかわらず、昨今日本を訪れる外国人に聞くと、最も楽しみなのが「日本食を食べること」だそうです。
今一度、私たちは自分たちの国の料理について、今後のあるべき形を考えてみる必要があるのではないでしょうか。
和食文化は、今や誇るというより、守れるかどうかが問われる事態になっているのです。

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