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2015年11月 | ページ 3 | 浦岡胃腸クリニック

U C

潰瘍性大腸炎の最新治療

2015-11

潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎 左側大腸~全大腸炎型(重症)の治療

まず、ペンタサ4g/日(アサコール、リアルダ3.6g/日)と、プレドニン40~80mg/日の点滴を開始します。 以後、効果あれば1~2週後、ステロイドを少しずつ減らす漸減療法を開始します。 ステロイドの漸減療法が奏功し寛解状態に至れば、ア...
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潰瘍性大腸炎(難治例)の治療

ステロイド療法が不成功に終わる難治例には、次の2つのケースが考えられます。 1.ステロイドが効かない(ステロイド抵抗性)とき 比較的軽度なら、血球成分除去療法を選択します。 重症度高度なら、タクロリムス、抗TNF-α抗体、シクロスポリ...
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潰瘍性大腸炎 第3の治療薬 免疫を抑える薬

免疫を抑える薬 にはつぎの3種類があり、症状によって、使い分けをします。 1.免疫調節剤(チオプリン製剤) アザチオプリン(イムラン) メルカプトプリン(6MP)保険適応なし 2.免疫抑制剤 タクロリムス(プログラフ) シクロスポリン(ネ...
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潰瘍性大腸炎の治療薬 免疫調節薬とは

免疫調節薬の長所 免疫抑制薬がすべての免疫能を押さえ込むのに対し免疫調節薬は 異常な免疫能だけを正常化し、正常の免疫能には影響しない特徴があります。したがって、より安全性が高い薬剤といえます。 現在、アザチオプリン(イムラン)とメルカプト...
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潰瘍性大腸炎の治療薬 免疫抑制薬とは

タクロリムス(プログラフ)(経口)とシクロスポリン(ネオーラル)(静注)の2種類がありますが、現在、保険適応があるのはタクロリムスのみです。 ともに、カルシニューリン(細胞内の情報伝達)の作用を抑え、インターロイキン2(炎症をおこすサイ...
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TNF-αとは

TNF-α(腫瘍壊死因子)は腫瘍細胞を壊死させたり、感染を防御する、本来は、からだを守っているサイトカインです。 通常は外敵がからだに侵入すると免疫システムにスイッチが入りますが、時として、外敵がいないのに間違ってスイッチが入り、際限な...
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免疫を抑える 生物学的製剤 抗TNF-α抗体とは

抗TNF-α抗体の作用 抗TNF-α抗体は、免疫をつかさどるマクロファージを破壊して、TNF-αの産生をストップさせるほか、TNF-αと結合してTNF-αが身動きできないようにしてしまいます。 このため、TNF-αによって発生した大腸の潰...
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潰瘍性大腸炎 白血球除去療法とは

潰瘍性大腸炎の原因になっている活性化した白血球を取り除けば、炎症そのものが消失するという考えに基づく治療法で、きわめて安全性が高いのが特徴です。 フィルターは、活性化した白血球のみを取り除き、正常な白血球や水分、栄養成分は通過するように...
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血液成分除去療法 の実際

血液成分除去療法は、現在以下の2つの方法が主に行われており、寛解導入率は60~80%と好成績を示しています。 顆粒球除去療法(GCAP・GMA) アダカラム(3,500個のセルロースビーズ)を用いて約50%の顆粒球...
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潰瘍性大腸炎(劇症型)の治療

劇症の場合、まずは絶食とし、経静脈的栄養補給をおこないます。 そして衝撃を与える治療法として、ステロイド動注療法、強力静注療法を試みます。 ステロイド動注療法は、上下腸間膜動脈から水溶性プレドニソロン10~20mgを一挙に注入する方法で...
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