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喫煙がからだに及ぼす影響とは | 浦岡胃腸クリニック

HAIGAN

肺ガンにならないために

喫煙がからだに及ぼす影響とは

わが国における男性の喫煙率は約55%と先進国ではトップですし、女性の喫煙者も年々増加しています。
喫煙の健康被害の第1は、発ガンの危険にほかなりません。
肺ガンや咽頭ガンが多いのはいうまでもありませんが、食道ガン、胃ガン、膀胱ガンなど多くのガンで有意に多いといわれています。
また喫煙により生活習慣病をひきおこす危険が加速します。
ニコチンは心拍数を増やし、血圧を上昇させますし、血中の一酸化炭素濃度を上げて動脈硬化を促進します。
さらに、善玉コレステロールを減らして悪玉コレステロールを増加させ、血小板の粘着性を高めて血栓が出来やすくします。
その結果、心筋梗塞や脳卒中を起こす危険は非喫煙者の3倍以上になるといわれています。
妊婦では出産時低体重児や早産・流産の危険が多くなります。
肺ガンによる死亡率は50代になってから禁煙をしても、40~50%も減少しますし、60代になってからでも20~30%は減少するといわれており、いまさら禁煙してもと悲観しているかたには、耳寄りな情報とおもわれます。
禁煙は遅すぎることはなく、早いに越したことはないといえます。

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