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大腸憩室症とは | 浦岡胃腸クリニック

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腸の病気

大腸憩室症とは

加齢により腸の壁がもろくなり、腸の内圧が上がったときにポケット様に外へ飛び出す袋状のものをいいます。
食物繊維の多い旧来の日本食では、あまりみられなかったのですが、欧米の低繊維食が主流となったため、出現頻度が高くなりました。
すなわち、食生活の欧米化とともに、肉食が多く、食物繊維の摂取量が減ったため、便秘や腸管のれん縮、ひいては大腸内圧の上昇を起こしやすくなったと思われます。
その他の原因として、加齢、体質、人種、遺伝、生活環境なども関係しているようです。
普段は無症状ですが、細菌が憩室へ侵入し繁殖すると(大腸憩室炎)、腹痛、発熱をきたします(発生頻度10~20%程度)。
また憩室内の圧が上昇したり、食物残渣の刺激により傷つくと憩室出血をおこします。
また、稀に憩室に穴が開く憩室穿孔があります。
大腸憩室炎は、憩室内に便が溜まって細菌が繁殖するため起こるとされています。
憩室炎になれば2~3日間は安静にして絶食とし、抗生物質の投与をうけてください。
たいていは数日で炎症が治まってきますから、少しずつ食事を増やしていきます。
憩室出血に対しては絶食にして安静を保っておれば、大半は治りますが、出血が止まらなければ内視鏡下にクリップで止血治療をするか、塞栓療法をおこないます。
憩室穿孔をおこすと、穿孔した部位に膿が溜まったり、膀胱とのあいだにバイパスをつくったりします。
腹膜炎が疑われた場合には、直ちに手術が必要になります。

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