欧米では国を挙げて乳がん対策に取り組んでおり、減少傾向に転じているのに反し、日本では、死亡率・罹患率ともに右肩上がりが続いていて、現在では年間約92000人と、9人にひとりが乳がんにかかり、15000人が亡くなっています。
日本における乳がんの特徴は、30代後半から急激に増え始め、40代後半でピークに達しますがそれ以降は減少していきます。
これに反し、欧米では70~80歳になっても増え続ける傾向があります。
今後日本の乳がんは増え続け、10年後には、乳がんにかかる人は年間5万人に到達するのではないかと懸念されています。