食道の病気 食道の病気とは 食道静脈瘤 肝硬変などで門脈の圧が上昇するため食道の静脈がふくらんで数珠のようになる。しばしば破裂して死亡の原因になる。 アカラジア 食道下部の神経の異常で食道と胃の境界部が広がらず、食道全体が拡張する。食べると胸につかえる。 食道炎 薬や... 2021.01.31 食道の病気
新しいガン情報 血液による新しいガン検査 ”マイクロRNA” 血液検査でガンを発見しようとする方法は、従来、腫瘍マーカーを測定する方法がとられています。CEA、CA19-9,などがそれにあたります。 これらの腫瘍マーカーは、癌細胞が死んで分解されるときに出るタンパク質で、すでに40種類以上のマーカーが... 2017.08.16 新しいガン情報
新しいガン情報 がんゲノム医療のスタート がんゲノム医療とは ゲノム(遺伝情報)の解析技術が進むと、病気の原因となる遺伝子の変異を調べ、それに最も適した薬や治療法を決定することができます。 癌に対しても同様に、遺伝子解析によってひとりひとりの癌に応じ、それぞれ最も適切な薬剤、治療法... 2017.08.04 新しいガン情報
栄養ミニ知識 緑茶 緑茶とは 日本茶は摘んだ若葉が科学変化をしないように、発酵を抑えてつくられており、不発酵茶と呼ばれています。 摘んだばかりの葉を蒸すことで、臭みを取り除き、発酵を妨げて成分が変化するのを阻止します。 発酵しなければ葉は緑色のままですから、通... 2017.04.12 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 カフェイン カフェインとは カフェインとは、コーヒー(カフィー)に、化学物質を示す-ineをつけたものです。 カフェインを含む飲食品には、コーヒーのほか、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラやチョコレートなどがあげられます。 そもそも、カフェインがか... 2017.03.31 栄養ミニ知識
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ABC検診がD判定(ピロリ陰性)の場合、除菌すべき? ABC検診はピロリ菌の有無と、萎縮性胃炎の有無を調べ、胃ガンのリスクを判定しようとするものです。 D群は、ペプシノーゲン法が陽性で、血中ピロリ抗体が陰性の場合です。 これは萎縮性胃炎の程度がつよいためピロリ菌が生存しにくい状態で、胃癌のリス... 2017.01.27 胃潰瘍:ピロリ菌特集
腸のはなし 発酵食品 無形文化遺産、和食 わが国の和食が無形文化遺産に認定されたのは、高温多湿な風土に根付く発酵食品文化が高く評価されたことにあるといえましょう。 発酵とは微生物(酵母、酵素、細菌)によって食物中のデンプンや蛋白質が分解され、健康によい成分が作り... 2016.09.20 腸のはなし
腸のはなし 死んだ善玉菌を摂っても効果はあるか? 加熱殺菌した乳酸菌が寿命を延ばす? ロシアのノーベル賞受賞者メチニコフは、マウスに生きた乳酸菌を加えた餌と過熱殺菌した乳酸菌を加えた餌を別々に与えた結果、過熱殺菌したほうが、寿命を延ばすことに気付きました。 すなわち、生きた乳酸菌そのもので... 2016.09.20 腸のはなし
腸のはなし 乳酸菌を摂って善玉菌を増やそう 善玉菌の代表、ビフィズス菌 善玉菌はおよそ500種類もあるといわれていますが、もっとも代表的な善玉菌といえばビフィズス菌ということになります。 ビフィズス菌は糖を分解して乳酸以外に酢酸を産生することから、乳酸だけを産生する乳酸菌とは区別され... 2016.09.19 腸のはなし
腸のはなし 驚くべき腸内細菌たち 仲の良い同居人、腸内細菌 私たちの腸のなかには1,000種類、1,000兆個もの細菌が棲息しており、細菌の重量は約1.5 ~2kgにのぼるといいます。 そして糞便の約半分は腸内細菌あるいはその死骸といわれています。驚くべき菌の数ですが、腸内... 2016.09.11 腸のはなし
腸のはなし 小腸は免疫の司令塔 小腸にある特殊な機能 私たちは生きていくために食物を摂りますが、胃では塩酸による殺菌で食物の腐敗、発酵を防ぎ、小腸では大量の消化液で食物を分解し栄養分を吸収します。ついで大腸では、この残りかすに含まれる水分を吸い上げながら、固形の便をつくり... 2016.09.09 腸のはなし
潰瘍性大腸炎の最新治療 潰瘍性大腸炎 第1の治療薬 “5ASA製剤” 5ASA製剤とは 5ASA(アミノサルチル酸)は炎症性細胞から放出される活性酸素を消去し、ロイコトリエンの生合成をおさえて、大腸粘膜の炎症を抑える潰瘍性大腸炎の切り札ともいえる薬剤です。 メサラジンとは 現在、サラゾピリンとメサラジン(ペン... 2015.11.07 潰瘍性大腸炎の最新治療
潰瘍性大腸炎の最新治療 潰瘍性大腸炎の治療薬 ステロイド(副腎皮質ホルモン) ステロイドの魅力 ステロイド薬は、非常に強力な抗炎症作用、免疫抑制作用、抗アレルギー作用を持っています。 このため、ペンタサ、アサコールだけでは効果不十分な炎症でも、これを抑えこむことができるのです。 しかしながら、ステロイド剤は治療効果が... 2015.11.06 潰瘍性大腸炎の最新治療
健康ミニ知識 ビタミン・ミネラル満載の“青汁” 活性酸素の発生を制御する青汁 緑黄色野菜をすりつぶした搾り汁を青汁と呼んでいます。 代表的な青汁はケール(ヨーロッパ原産のアブラナ科の野菜)で、ビタミン・ミネラルが他の野菜に比べ、とりわけ豊富に含まれています。 その他、ヨモギ、しそ(紫蘇)... 2015.03.09 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 強力な抗酸化物質“ベータカロテン”(プロビタミンA) ベータカロテンとは、カロテノイドのうち、緑黄色野菜や果物に含まれるオレンジ色の色素です。 プロビタミンA(ビタミンAになる前の状態)とも呼ばれ、口から入ったのち、小腸のなかで吸収されてビタミンAに変わります。したがって、肌荒れや乾燥肌を防ぎ... 2014.11.20 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 “アロエ”が「医者いらず」といわれるわけ アロエは医者いらずと呼ばれ、古くから万能薬として用いられてきました。 アロエの生葉は強い苦味があるものの有効成分が多いため、現在でも医薬品や化粧品・健康食品として活躍しています。 アロエの特徴は、熱に強く、粘膜や皮膚にしみ通りやすいというこ... 2014.07.06 健康ミニ知識
感染症 小児が罹る“ロタウイルス胃腸炎” 乳幼児の嘔吐下痢症の原因としてもっともよく知られているのが、ロタウイルス胃腸炎です。 3月から5月にかけて流行し、潜伏期は1~3日、嘔吐と下痢に加え発熱、腹痛をおこしてきます。下痢は数日つづいて治りますが、まれに重症化して脳症,脳炎をおこす... 2014.05.06 感染症
ガンの基礎知識 発ガン物質とは 世界保健機関(WHO)は95種の発癌物質と発癌が疑われる300種の物質を取り上げています。 その代表がアフラトキシンB1で、カビの1種・アスペルギルス・フラブスと、トキシン(毒)の合成語で、カビの毒を意味します。ダイオキシンの10倍という猛... 2014.04.15 ガンの基礎知識
健康ミニ知識 プロスタグランディン プロスタグランディン(PG)とは、からだのあらゆる組織でアラキドン酸から産生される不飽和脂肪酸の総称で、ホルモンに似た働きをします。 つまり、プロスタグランディンにはいくつもの種類があるため、血圧の上昇や降下・血管の拡張・血小板の凝固阻害・... 2014.02.16 健康ミニ知識
感染症 ノロウイルス感染症 おもに11月から3月にかけ、嘔吐と下痢、腹痛を起こすウイルスです。カキなどの二枚貝(ウィルスで汚染された海水を取り込み、濃縮している)やサラダを、生あるいは十分に加熱調理しないで食べると、ヒトの小腸で繁殖し1~2日して急性胃腸炎をおこしてき... 2014.01.20 感染症
新しいガン情報 ガンをひきおこすウイルスや細菌 ガン発生の原因のひとつにウイルスがあげられます。 最もよく知られたウイルスが、EBウイルス(エプスタイン・バーウイルス)で、ヘルペスウイルスの一種です。決して稀なウイルスではなく、成人に達するまでに、ほとんどの人が感染します。 ところが一部... 2013.12.29 新しいガン情報
ガンの基礎知識 放射線障害 放射線とはウランやプルトニウムなどの放射性物質から放出された波長の短い電磁波(X線、ガンマ線)や高速の粒子線(アルファ線、ベータ線、重粒子線、中性子線など)をいいます。 からだが放射線照射をうけると、まず最初に細胞の増殖が活発な胃腸や骨髄、... 2013.12.29 ガンの基礎知識
栄養ミニ知識 プロバイオティクス プロバイオティクスは、抗生物質(アンチバイオティクス)に対比する言葉で、生物同士の共生を意味しています。 抗生物質が病気になってから細菌を退治するという治療法であるのに対し、プロバイオティクスは、あらかじめ体に良い菌を増やして健康を保つとい... 2013.04.28 栄養ミニ知識
感染症 アニサキス症 少し時間のたったサバ・アジ・カツオなどを刺身で摂ると、数時間後、魚のなかに棲息していたアニサキス幼虫(長さ10~20㎜) が人の胃腸の壁に食いついて、腹痛発作をおこすことがあります。 じつは、アニサキス幼虫は魚が新鮮なうちは魚の腸のなかに留... 2013.04.26 感染症
感染症 夏風邪 湿度の低いところで流行る冬の風邪に対し、湿度の高い環境を好むエンテロウイルスやアデノウイルス、コクサッキーウイルスなどによる夏の風邪を「夏風邪」といいます。 暑さやクーラーのかけ過ぎによって疲労や食欲不振、寝不足の状態になると免疫力が低下し... 2013.04.06 感染症