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再生医療

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再生医療の現況(2017)

iPS細胞による再生医療の現状iPS細胞による再生医療の試みは、網膜色素変性(理研)、パーキンソン病(京大)、心不全(大阪大)、脊髄損傷(慶応大)の各分野で、今まさに着手されようとしています。その先陣をきって、2014年、失明のおそれもある...
医の倫理

臍帯血移植によるガン治療の意味

子供のころ学校の花壇で花の種を蒔き、芽を吹いて花が咲くのを観察したことがあるでしょう。花の種を見ているだけでは、とても咲きほこる花を想像することはできません。ところで、血液にも種というべきものがあります。「造血幹細胞」というものです。その種...
再生医療

再生医療の現況(2014)

再生医療とは、手足など体の一部が事故などで切断した場合、欠損した組織の回復をめざす医療分野です。従来の工学技術による人工臓器では限界があり、他人からの臓器移植は移植適合性などの困難を抱えていることから、自分のからだの組織を用いた再生医療には...
再生医療

ティッシュ・エンジネアリング(組織工学)

使用不能となったからだの組織や臓器を取り戻す「再生医療」は、iPS細胞やES細胞が脚光を浴びていますが、現在のところまだ実用化にはいたっていません。また他人より臓器移植の提供をうけるにしても、恩恵に浴することができるひとは僅かですし、拒絶反...
栄養ミニ知識

キチン・キトサン

カニやエビの殻に含まれる動物性の食物繊維がキチン。水にも酸にも溶けませんが、キチンをアルカリで処理して酢や胃酸に溶けるようにしたものがキトサンです。キトサンは食物繊維ですから便秘を改善し、脂肪がからだに吸収されるのを抑え、コレステロールの上...
再生医療

iCM細胞(誘導心筋細胞)

心臓を動かしている心筋細胞は皮膚や肝臓のような再生能力をもっていないため、心筋梗塞などで心筋細胞が損傷されると、もとには戻すことができません。心臓をつくっている細胞のうち、心臓を直接動かしている心筋細胞は30%ほどで、残りの70%は心臓線維...
再生医療

皮下脂肪による再生医療

幹細胞再生医療の切り札ともいうべき幹細胞には2つの特徴があります。すなわち、発育するにしたがって、肝臓・膵臓・心臓・骨・血管・脂肪などいろいろな細胞に姿を変えられること、さらに、いくらでも自己コピーをとることができるという特質をもっています...
再生医療

piPS細胞の登場

一年前、再生医療の切り札として山中教授らにより開発されたiPS細胞(人工多能性幹細胞)はその後、60%がガン化することが判明。4個の遺伝子をウイルスにくっつけて細胞内に注入すると、どうしても注入された細胞の遺伝子に傷がつきやすく、発ガンを引...
再生医療

乳歯バンク

このたび、名古屋大学の上田実教授が中心になって、乳歯バンクが設立されました。いままで学童の乳歯が生えかわる時期には、抜けた歯はそのまま捨てられていましたが、今後はこれを大事に保存しておこうというものです。じつはこの歯の中心にある歯髄と呼ばれ...