CANCER NEW INFO

新しいガン情報

ガン特集

新しいガン情報

iPS細胞による世界初のガン治療

iPS細胞「人工多能性幹細胞」とは人間の皮膚や血液の一部に、少数の因子を導入し、培養することによって、様々な臓器の細胞に生まれ変わることが出来る超能力をもった細胞です。 そこで、患者さんの体細胞からiPS細胞を作り、それを傷ついた神経、心筋...
新しいガン情報

大腸癌検診のゆくえ

この10年来、大腸癌はわれわれ日本人が罹患しやすい癌の代表と認知されてきました。とくに成因については食事との関連が深く、焼肉、ハンバーグ、ハム、ソーセージなどの脂肪を摂りすぎると大腸癌が出来やすくなり、野菜,海藻、キノコ、果物を多く摂れば、...
乳ガンにならないために

トリプルネガティブ乳ガン

乳ガンの半数以上(60~70%)は、乳房にある「女性ホルモン受容体」に、卵巣でつくられた女性ホルモンがくっついて乳ガンが発生します。 女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。エストロゲンは10歳頃...
新しいガン情報

CAR―T(カーティー)療法とは

CAR―T(カーティー)療法とは、患者本人のT細胞(免疫細胞の一種)を体外で遺伝子操作し、ガン細胞への攻撃力を高めたのち(50日間)体内に戻す治療法です。治療はわずか1回の点滴のみです。 その新しい免疫療法剤「キムリア」が、2019年2月、...
乳ガンにならないために

HER2(ハーツー)型乳ガン

HER2陽性 HER2とは、ガン細胞の増殖を促進するタンパク質で、これが増える(HER2陽性)と、ガンの発育スピードが加速されます。 乳ガンの15~30%、胃ガンの20~25%がHER2陽性であるといわれ、ガンの進行が速いのが特徴です。 H...
乳ガンにならないために

遺伝性乳ガン

家族性乳ガン 親、子、姉妹の中に乳ガンのひとが複数いる場合、乳ガンになりやすい体質を受け継いでいる可能性があります。このとき、家系に乳ガンのひとがいない場合の2倍以上、乳ガンになりやすいことが分かっており、これを家族性乳ガンと呼んでいます。...
新しいガン情報

子宮頸がんのワクチン接種をどうするか?

20 代から30 代の女性のがん死亡率の1位は子宮頸がんで、世間では「マザーキラー」といって恐れられています。子宮摘出術を受けると一生子供が産めなくなるからです。 我が国では年間1万人が子宮頸がんに罹患し、約3000人が死亡しているといわれ...
新しいガン情報

期待される光免疫療法(近赤外光線免疫療法)

ここに癌細胞だけにくっつく物質(抗体)があります。これに起爆剤(IR700)を載せてからだに注入(静脈注射)します。すると、癌細胞は爆薬を載せた物質(抗体)で取り囲まれることになります。 この起爆装置に近赤外線(テレビのリモコンなど)を当て...
新しいガン情報

血液による新しいガン検査 ”マイクロRNA”

血液検査でガンを発見しようとする方法は、従来、腫瘍マーカーを測定する方法がとられています。CEA、CA19-9,などがそれにあたります。 これらの腫瘍マーカーは、癌細胞が死んで分解されるときに出るタンパク質で、すでに40種類以上のマーカーが...
新しいガン情報

がんゲノム医療のスタート

がんゲノム医療とは ゲノム(遺伝情報)の解析技術が進むと、病気の原因となる遺伝子の変異を調べ、それに最も適した薬や治療法を決定することができます。 癌に対しても同様に、遺伝子解析によってひとりひとりの癌に応じ、それぞれ最も適切な薬剤、治療法...
新しいガン情報

新しいガン免疫治療剤 “免疫チェックポイント阻害薬”

役割の不明な蛋白質「PD-1」 免疫細胞は自分以外のものを拒絶し、攻撃してからだから追い出そうとします。当然ガン細胞に対してもよそ者と認識し、これを攻撃します。こうして、私たちのからだはこの免疫システムによって守られているのです。 日本を代...
ガンの基礎知識

発ガン物質とは

世界保健機関(WHO)は95種の発癌物質と発癌が疑われる300種の物質を取り上げています。 その代表がアフラトキシンB1で、カビの1種・アスペルギルス・フラブスと、トキシン(毒)の合成語で、カビの毒を意味します。ダイオキシンの10倍という猛...
新しいガン情報

ガンをひきおこすウイルスや細菌

ガン発生の原因のひとつにウイルスがあげられます。 最もよく知られたウイルスが、EBウイルス(エプスタイン・バーウイルス)で、ヘルペスウイルスの一種です。決して稀なウイルスではなく、成人に達するまでに、ほとんどの人が感染します。 ところが一部...
ガンの基礎知識

放射線障害

放射線とはウランやプルトニウムなどの放射性物質から放出された波長の短い電磁波(X線、ガンマ線)や高速の粒子線(アルファ線、ベータ線、重粒子線、中性子線など)をいいます。 からだが放射線照射をうけると、まず最初に細胞の増殖が活発な胃腸や骨髄、...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンは増えているか

肝臓ガンの罹患数は、年間41,000人で、大腸ガン(158,500人)、胃ガン(135,100人)、肺ガン(130,000人)、前立腺ガン(95,600人)、乳ガン(92,900人)、膵臓ガン(42,700人)についで7番目となります。 ま...
肝臓ガンにならないために

どのようにして肝臓ガンが発生するか

肝臓ガンの発生はほとんど肝炎ウイルスによるといっても過言ではありません。 肝臓ガンの実に80%がC型肝炎、10%がB型肝炎から発生しており、アルコールが原因とみられる者は3%程度と言われています。 つまりC型肝炎ウイルスに感染している人は、...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンの症状とは

肝臓ガンはガンとしての症状が出にくいため、肝炎や肝硬変の症状とほとんど変わりありません。 すなわち、全身倦怠感、食欲不振、 微熱、体重減少、貧血、手の平の紅班、下痢、腹部膨満感、前胸部のクモ状血管腫などがあげられます。
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンはどのようにして診断するか

C型慢性肝炎とB型慢性肝炎のかたを対象に、1年に数回(病状によって変わる)、腫瘍マーカー(血液検査)と腹部超音波検査あるいはCT検査を定期的におこなっていきます。 腫瘍マーカー AFP(αフェトプロテイン) 胎生期にできるタンパクで、肝臓ガ...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガン治療の考え方

肝臓ガンの治療は手術による切除が基本となっています。 予備能力が十分ある場合には、肝臓全体の80%まで切除することができます。 しかし、実際には、肝細胞ガンでは肝硬変や慢性肝炎をもっている患者が大多数を占めているので、現実に手術治療可能なケ...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンの治療はどうするか

外科的切除術がもっとも望ましいのですが、肝硬変などで手術できない場合が少なくありません。 この場合、次のような治療法が有効となります。 1.肝動脈塞栓術 肝臓に栄養を送っている肝動脈を金属コイルやゼラチンで栓をして、ガンへの栄養補給を遮断す...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンを早期発見するには

定期健診を欠かさず、肝炎ウイルスのチェックをうけるようにしましょう。 もし、肝炎ウイルスのキャリアーであると判明した場合は、年1~2回の肝機能検査ならびに腹部超音波検査を受けてください。 C型慢性肝炎とB型慢性肝炎に罹った場合には、病状によ...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンにならないために

まずはC型肝炎やB型肝炎に感染しないことです。 そのため、歯ブラシ、髭剃り、ピアスなど他人の血液がからだに入らないように注意してください。 また、脂肪肝の予防のため、アルコールや甘いものの取り過ぎに注意し、運動不足にならないように気をつけて...
肺ガンにならないために

肺ガン どのくらい患者さんがいるか?

いま我が国でガンによる死者は年間380,000人といわれ、そのうち最も多いガンは肺ガンです。 現在、ガンによる死者は年間肺ガン75,000人、大腸ガン54,000人、胃ガン43,500人、膵臓ガン36,700人となっており、肺ガンは全ガン死...
肺ガンにならないために

肺がんの原因

肺がんの原因で最も重要なのはタバコです。 肺ガンの80%が喫煙によるものといわれており、紙巻タバコの煙には、ベンゼンなど百以上もの発癌性物質が含まれています。 喫煙の本数が多いほど、また喫煙期間が長いほど肺癌に罹患する可能性は増大します。 ...
肺ガンにならないために

肺ガンの分類

ガン細胞の形によって小細胞ガンと非小細胞ガン(扁平上皮ガン・腺ガン・大細胞ガン)に分けられます。 このうち多いのは、扁平上皮ガン、腺ガン、小細胞ガンです。 最近では腺ガンが増えてきており、女性の肺ガンの3/4は腺ガンが占めています。 扁平上...