HISTORY OF MEDICINE

医学史ひとこま

医学史ひとこま

100年前のコロリと現代のコロナ 長与専斉(ながよせんさい)奮闘記

「自助」は自分の命は自分で守る。「共助」は町内会程度の地域コミュニティで協力する。「公助」は国や自治体が主導して災害問題に対処することです。 この三助の精神は、江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山の「三助の実践」に由来...
新型コロナウイルス

(15) コロナ対策 自助か公助か?

年が明けて、東京中心に神奈川、千葉、埼玉など関東各県では、100名を超えるコロナ感染者が頻出している状況です。その中で独り山梨だけは一貫してほぼ10名以下と極端に少ないことが、世間の衆目を集めていました。 首都圏に直結した山梨県に...
四季雑感

コロナ禍から見える世界

また3月11日が来た。東日本大震災以来10年、マスコミはこぞって犠牲者のことを忘れないでといっているが、残念だがそうはいかない。我々はだんだんと忘れていくだろう。 親だって、死んで10年もすれば思い出すことが少なくなる。まして他人...
新型コロナウイルス

(14)緊急事態を解除するという意味

このたび政府は、専門家会議の意見に耳を傾け、緊急事態宣言を2週間延長するとしました。しかし、なぜ2週間なのか、いったい政府がその間に何か予防策を講じるかというと、3密を避ける以外に腹案はなく、ただ手をこまねいているだけといっ...
日本人風雅考

芭蕉と子規

芭蕉の肖像画をみると随分高齢にみえるが、じつは50歳で亡くなっている。 貞享2年(1685年)春、8ヶ月にわたる『野ざらし紀行』の旅から江戸に戻った芭蕉(当時40歳)は、翌年の春を深川の庵で迎えた。 久しぶりの自宅で春の訪れ...
日本人気質

忖度する日本人

オリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言が物議を醸しだし、連日、国民からノーを突き付けられた結果、やっとご本人が辞意を表明し、嵐は終息した。 「日本は天皇を中心としている神の国である」、「大阪は痰ツボ。金儲けだけを考え...
新型コロナウイルス

(13)変異型ウイルスの恐怖

緊急事態宣言下で市中感染が下火になっている現在、制限を解けば再度感染爆発するのは経験ずみだから、同じ轍を踏む愚行はしないとおもいますが、ウイルス専門家の意見をなおざりにしてきた政府首脳が、今度はどういう作戦で臨むか、国民は固唾を飲んで眺...
食道の病気

食道の病気とは

食道静脈瘤 肝硬変などで門脈の圧が上昇するため食道の静脈がふくらんで数珠のようになる。しばしば破裂して死亡の原因になる。 アカラジア 食道下部の神経の異常で食道と胃の境界部が広がらず、食道全体が拡張する。食べると胸につかえる。...
食道の病気

食道アカラジア

食道下部にある食道括約筋は、食道から胃へと食べ物を流す働きと、食道に食べ物を逆流させない働きを調節しています。 この筋肉にあるアウエルバッハ神経叢と呼ばれる神経が障害されると、括約筋が収縮したままになり、食道から胃へスムーズに食べ...
新型コロナウイルス

(12)捨て身の封じ込め作戦

すでに医療崩壊している現実 年が明けて、医療従事者の悲鳴が届いたものか、政府はやっと重い腰をあげ、2度目の緊急事態宣言を発しました。 しかし、一方でイベントをやりながら緊急事態宣言を発しても、国民の心にどれほど響くでしょうか、大...
日本人の宗教心

酩酊にもいろいろ

酩酊は必ずしもアルコールによるとはいえない。 われわれは思想にも酔う。それはしばしば信仰という形をとる。 ところで、終日ぬるま湯につかった生活をしていると、頭も冬眠するがごとくなる。物思う必要に迫られないからで、それはそ...
日本人気質

無常観から無常感へ

若いころ、長年修業を積んだという僧から、この世の根源には無常観が存在すると聞かされ、妙に納得した思い出がある。 その昔、釈迦は悟りを開いたとき、仏教を特徴づける四つの真理を明らかにした。 諸行無常、諸法無我、涅...
新型コロナウイルス

(11)一開業医のつぶやき

見通しが甘かった医療対策 数か月前から高齢者の新型コロナウイルス(新型コロナと省略)感染が目立つようになり、それに比例して重症者も着実に増加してきました。 これを見て、国も自治体も慌てて重症用ベッドの確保に躍起となり、その結果、...
新型コロナウイルス

(10)第3波を乗り切れるか

新型コロナウイルス(新型コロナと省略)は2020年11月以降、東京、大阪だけでなく、北海道でも感染拡大し、“第3波”と言わざるを得ない状況になっています。 すでに感染者数は第2波のピークを上回り、第2波にくらべ中高年感染者の割合が...
江戸時代

明神の秀吉、権現の家康

538年、仏教が日本に入ってきたときから、神の子孫とされる天皇家では、自身の神と仏のとり扱いに頭を悩ませてきた。 奈良時代のはじめ、聖武天皇は仏教に帰依し、東大寺に大仏を造って人心を掌握しようと目論んだ。 ところが、神の...
新しいガン情報

iPS細胞による世界初のガン治療

iPS細胞「人工多能性幹細胞」とは人間の皮膚や血液の一部に、少数の因子を導入し、培養することによって、様々な臓器の細胞に生まれ変わることが出来る超能力をもった細胞です。 そこで、患者さんの体細胞からiPS細胞を作り、それ...
世界史ひとこま

ガンダーラの栄華は夢のごとく

昔、学校の授業で、インドの北にガンダーラという処があり、仏像はその地で初めて造られたのだと教わった。それまで、仏像はこの世に存在しなかったのだという。 ところで、インドではお釈迦さんが死に臨み、自らの彫像を掲げること...
新型コロナウイルス

(9)新型コロナを抑え込めるか

我が国の新型コロナウイルス(新型コロナと省略)感染は、2020年10月現在、1日400~600人の感染者が出ているのですから、すでに新型コロナを抑え込んだと信じているかたは少ないでしょう。 世界に目を向けると、台湾やニュージー...
日本人の宗教心

東大寺二月堂に集うひとびと

毎年、 3月 1日になると東大寺二月堂の「お水取り」が、ひとびとに春の到来を告げる。 もともとこの法会は、修二会(旧暦二月に修する法会)と呼ばれ、選ばれた練行衆と呼ばれる 11名の僧によって、旧暦の 2月(新暦では 3月 ...
世界史ひとこま

オアシスの隊商、シルクロードを行く

いまどき、 長安を発し 1000キロにおよぶ荒涼たる砂漠と標高 5000mの山岳を、ラクダやヤクで越えるなどというレースに挑む者は、果たしてどれほどいるであろうか。   かつて、オアシスの隊商たちは生活のため、...
新型コロナウイルス

(8)ワクチンは いつうけられるか

1.ワクチン争奪戦の現況 世界保健機関(WHO)によると、2020年8月現在、新型コロナウイルス(新型コロナと省略)のワクチン候補は29種類に絞られているそうです。 しかし、新型コロナはウイルス量が少ないため体内で抗体ができに...
栄養ミニ知識

日本独自の食品「梅干し」

梅はその昔、遣唐使が薬木として中国から持ち帰ったものといわれています。とくに、平安時代の医学書『医心方』には、すでに梅の効用がとりあげられています。おもに風邪薬、頭痛薬、下痢止めなどに用いられていたようです。 梅は時代とともに改良...
新型コロナウイルス

(7)第2波に どう立ち向かうか

東京の新宿区では PCR検査が増え続け、7月に入ってからは1日 120件以上に達しているそうです。その結果、問題の新型コロナ陽性率は、 4月から 5月にかけては 5%前後だったのが、 6月は 18%、 7月には 30%を超えているそうで...
健康ミニ知識

むくみ対策

通常、健康な状態では、私たちがむくみを感じることはありません。 からだは37兆個の細胞群からできていますが、それだけかというと、実は細胞と細胞の間にはクッションになるすき間があります。このすき間に水分が溜まるのを「むくみ」(浮腫)...
栄養ミニ知識

ヨーグルトの効用

牛乳に乳酸菌を加えて発酵させる(乳酸発酵)と、乳酸が発生します。乳酸は酸性ですから、牛乳は酸性に傾き、pH4.6あたりから乳のなかのカゼイン(蛋白質)が固まり、ヨーグルトが出来上がります。出来上がったヨーグルトのなかでも、乳酸菌はしっか...
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