腸のはなし 発酵食品 無形文化遺産、和食 わが国の和食が無形文化遺産に認定されたのは、高温多湿な風土に根付く発酵食品文化が高く評価されたことにあるといえましょう。 発酵とは微生物(酵母、酵素、細菌)によって食物中のデンプンや蛋白質が分解され、健康によい成分が作り... 2016.09.20 腸のはなし
脳のはなし アルツハイマー病を予防するヒント 特効薬のない認知症 アルツハイマー病は認知症の最も代表的な病気で、高齢者にみられる認知症の半数を占めています。 徐々に記憶や思考する力が失われ、日常生活の簡単な作業すらできなくなり、寝たきりになってしまう進行性の病気です。 認知症の推定患者... 2015.11.18 脳のはなし
栄養ミニ知識 ポリフェノールの代表”フラボノイド” フィトケミカルとは 植物が紫外線を遮り、虫の襲来から身を守るために生成する化学物質をフィトケミカルといい、カロテノイド、ポリフェノール、硫黄化合物に大別されます。 このうち、5000種類ものポリフェノールを代表する苦味、辛味成分をフラボノイ... 2014.10.07 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 肺塞栓をおこす“エコノミークラス症候群” 飛行機のエコノミークラスの狭い座席に長時間座ったままいると、からだの血液が鬱滞してきます。 脱水や寝たきり、感染や手術で動けない場合などにも同様の現象がおこります。 このような状態が続くと、体の深部特に下肢の静脈に血のかたまり(血栓)ができ... 2014.06.24 健康ミニ知識
遺伝子のはなし DTC遺伝学的検査は受けるべきか? 動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病になるかどうかを調べるというDTC遺伝学的検査が注目を浴びています。 DTCとはDirect-to-consumerの略で、消費者がインターネットや通販で申し込み、医療機関を介さずに直接結果を知ることができる... 2014.03.15 遺伝子のはなし
栄養ミニ知識 700種類の色素“カロテノイド” カロテノイドとは、植物や動物、微生物が持つ黄、赤、紫など700種類もの色素の総称です。 これらの色素は見て美しいためにではなく、強い光から自分のからだを保護し、植物にとってはクロロフィルとともに光合成に不可欠の材料になっているのです。 植物... 2013.09.18 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 食育 食育とは「食」に関する知識を得て、健康的な食生活を送るためにどういう食品を選択すべきかを学ぶことをいいます。 もともと日本の伝統的食生活は、米飯に豆腐・納豆・みそ汁などの大豆・野菜・魚などで構成されていました。 したがって昭和50年頃、蛋白... 2013.03.20 栄養ミニ知識
遺伝子のはなし 体内時計 私たちの体には、いたるところに体内時計があって、それにしたがって体温や血圧・脈拍などを一定に整えています。 つまり、からだの臓器にはそれぞれ時計細胞(末梢時計)があって、それぞれが別個に時計を刻みながら臓器を動かしていることが分かっています... 2012.10.05 遺伝子のはなし
栄養ミニ知識 カテキン 緑茶の渋みの成分がカテキンです。カテキンは強い抗酸化作用を持つポリフェノールのひとつです。その抗酸化力はビタミンEの10倍、ビタミンCの80倍といわれています。 ただしカテキンの含有量は茶葉を発酵させないほうが多いので、全く発酵させていない... 2012.09.16 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 抗酸化作用 鉄がさびるのと同様、からだがさびるのを酸化といい、吸い込んだ酸素から発生する活性酸素が原因です。 もともと活性酸素は体内の細菌や毒物を分解するのに必要なものですが、その量が多くなると健康な細胞までも攻撃してしまいます。 すなわち、白髪・しみ... 2012.07.29 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 活性酸素の掃除屋 ”ポリフェノール” ポリフェノールとは、植物に含まれる色素や苦味や渋みの成分となる化合物で、色が濃く渋味が強い植物に多く、自然界には5000種類を超えるといわれています。 複数の水酸基をもっているのが特徴で、この水酸基こそ、あの忌み嫌われている活性酸素を捕えて... 2012.05.27 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 トクホ(特定保健用食品) トクホ(特定保健用食品)とは、もともと生活習慣病の予防を目的につくられたもので、臨床試験を含む厳しい審査にパスし、厚生労働省が一定の健康表示を認めている食品です。 すなわち、「血糖値が気になる人に」「血圧が高めの方に適する食品です」「虫歯の... 2012.03.16 健康ミニ知識
肺ガンにならないために 喫煙がからだに及ぼす影響とは わが国における男性の喫煙率は約55%と先進国ではトップですし、女性の喫煙者も年々増加しています。 喫煙の健康被害の第1は、発ガンの危険にほかなりません。 肺ガンや咽頭ガンが多いのはいうまでもありませんが、食道ガン、胃ガン、膀胱ガンなど多くの... 2007.05.21 肺ガンにならないために
長生きのためのヒント 18. 長寿のためのキーワード(4) 運動 運動すれば老化が進むというはなしがありますが、あながち間違いとはいえません。実際、運動するハエは運動しないハエより早死にするという実験データがあります。しかし一方では運動不足になると、今度は生活習慣病にかかる危険がでてきます。 過ぎたるは及... 2005.12.09 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 21. 長寿のためのキーワード(5) 動脈硬化の予防 わたしたちは長い生活習慣によって発病してくる肥満・糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・ガンなどの生活習慣病で寿命を縮めています。 そして最期は、多くの人が血管の老化(動脈硬化)による閉塞(梗塞)で死亡するか、癌に... 2005.12.07 長生きのためのヒント
健康ミニ知識 貯蔵用脂肪 ”中性脂肪“ たとえば、裸で街に出かけるひとはいないでしょう。 服を着るのは、人間のもつ羞恥心に由来するといえます。 しかし、服は寒さを防ぐために不可欠であり、何かに突き当たったとき、からだを守るためにも必要です。 ただし、服だけでは間に合いません。 実... 2005.10.29 健康ミニ知識