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突然腹痛がおこったとき

胆嚢

突然腹痛がおこったとき

突然腹痛がおこったとき

突然腹痛がおこったとき、ただちに病院へ行かなければならないのは次の場合です。激痛が全くひかない。顔色が蒼白になり冷や汗をかく。呼びかけても反応が鈍くなる。これらはいずれも危険信号で、緊急処置が必要だというサインです。おもに次のような病気が考...
胆嚢の病気

胆嚢の病気とは

正常胆汁を溜めておく袋を胆嚢という。胆汁の通る管を胆管といい、出口にあるオッディ筋が胆汁の流れを調節している。胆のう炎・胆管炎胆のうに石があるときおこりやすく、発熱と腹痛があこる。黄疸はかならずしもおこらない。胆管で感染がおこると腹痛や発熱...
胆嚢の病気

胆嚢のはたらき

胆嚢は肝臓から分泌された胆汁を蓄え、濃縮する臓器です。胆汁は1日、500~800mlも分泌されます。胆汁の成分としては、胆汁酸、リン脂質、コレステロール、胆汁色素などがあります。胆嚢は食事をするたび収縮し、胆管を通って胆汁を小腸へ送り出しま...
胆嚢の病気

胆石症とは

胆石は胆汁の成分が固まって石になったもので、胆嚢、総胆管、肝臓内の各存在部位によって胆嚢結石、総胆管結石、肝内結石と呼びます。胆嚢結石はコレステロールを主成分とし、60歳以下に多く、過食・肥満や妊娠、過激なダイエット、薬剤の常用などが発生の...
胆嚢の病気

胆石症の診断はどうするか

健診で腹部超音波検査をうけたときに、偶然胆石を発見されることが多いため、腹部超音波検査が第1選択となることがほとんどです。ただし胆嚢が萎縮して小さくなっていたり、石が胆嚢の出口付近にあって、見えないことがあります。また総胆管結石では胆管拡張...
胆嚢の病気

胆石症の治療はどうするか

胆嚢結石の場合1.胆石溶解剤無症状か症状が軽い場合に適応になります。ただし、胆石がコレステロール結石であること、直径1cm以下であること、胆嚢の働きが良好であることという条件があります。こうして1年以上、溶解剤を飲み続けた場合、約30%が消...
下痢対策

下痢が止まらない原因

下痢が止まらない原因は、ほとんどが胃腸にあり、つぎの4つに大別できます。1)細菌やウィルスがくっついた食物(魚の刺身、貝、肉類、野菜サラダなど)を摂ると、菌が腸のなかで繁殖します。するとこれを追い出そうとして大腸の粘膜から腸の中へ多量の水が...
胆嚢の病気

胆嚢炎とはどのような病気か

胆嚢炎は胆石が胆嚢の出口をふさぐために発生することがほとんど(95%)です。したがって胆石発作とほぼ同じ病気と考えてよいでしょう。胆嚢が収縮し胆汁を排泄しようとしても胆石が出口をふさいでいるため、痛痛発作がおこります。この状況がつづくと、大...
胆嚢の病気

胆嚢炎の診断はどうするか?

右季肋部の痛みが強くなったり、弱くなったりを繰り返し、発熱がみられる場合、急性胆嚢炎を疑い、超音波検査やCT検査をおこないます。そしてカントンした胆石の状態や腫れた胆嚢を確認して診断します。またしばしば胆管にも石があるため総胆管の拡張がない...
胆嚢の病気

急性胆嚢炎の治療 

急性胆嚢炎の大半は胆石発作によるため、両者の治療はほぼ同一と考えていいでしょう。まずは炎症が胆嚢だけの軽症なのか、胆嚢周囲にまで広がった中等症か、ショックなど全身症状を伴う重症なのかを判定します。腹痛発作時には入院して絶食とし、水分と電解質...
胆嚢の病気

胆嚢ガンにならないために

我が国では年間4,000人のひとが胆嚢ガンで亡くなっています。このうち実に60~80%のひとが胆石をもっており、胆石がガンの発生に関わっているのは明らかです。しかし胆石を持っているひとは成人の約1割に達するといわれていますから、発ガン予防の...
肥満

なぜ肥満はよくないか

肥満は一見、見ばえがよく健康そうに見えますが、内臓にはかなりの無理がかかっています。心臓は余分に血液を送らなければならない結果、心臓肥大や高血圧をおこし、ひいては腎臓も悪くしてしまいます。また多量のコレステロールが血管の壁にしみ込む結果、早...