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食道の病気

食道

食道の病気

食道の病気とは

食道静脈瘤 肝硬変などで門脈の圧が上昇するため食道の静脈がふくらんで数珠のようになる。しばしば破裂して死亡の原因になる。 アカラジア 食道下部の神経の異常で食道と胃の境界部が広がらず、食道全体が拡張する。食べると胸につかえる。 食道炎 薬や...
新しいガン情報

期待される光免疫療法(近赤外光線免疫療法)

ここに癌細胞だけにくっつく物質(抗体)があります。これに起爆剤(IR700)を載せてからだに注入(静脈注射)します。すると、癌細胞は爆薬を載せた物質(抗体)で取り囲まれることになります。 この起爆装置に近赤外線(テレビのリモコンなど)を当て...
新しいガン情報

血液による新しいガン検査 ”マイクロRNA”

血液検査でガンを発見しようとする方法は、従来、腫瘍マーカーを測定する方法がとられています。CEA、CA19-9,などがそれにあたります。 これらの腫瘍マーカーは、癌細胞が死んで分解されるときに出るタンパク質で、すでに40種類以上のマーカーが...
栄養ミニ知識

カフェイン

カフェインとは カフェインとは、コーヒー(カフィー)に、化学物質を示す-ineをつけたものです。 カフェインを含む飲食品には、コーヒーのほか、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラやチョコレートなどがあげられます。 そもそも、カフェインがか...
核医学のはなし

放射線治療

放射線治療とは、X線やガンマ線,電子線などの電磁波をガン細胞へ照射することによって、ガン細胞を死滅させる治療法です。 細胞分裂を際限なくおこなうガン細胞は、正常細胞より放射線の影響を受けやすいため、放射線照射によりガン細胞を狙って死滅させる...
栄養ミニ知識

二日酔いの主犯 アセトアルデヒド

アルコールで脳が麻酔された状態を酔うといいます。 飲んだアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドに変わり、そのアセトアルデヒドで顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの悪酔い・二日酔いをすることなります。 つまりアセトアルデヒドの分解が早...
胃潰瘍:ピロリ菌特集

胃潰瘍、胃ガンの原因・ピロリ菌

近年、ピロリ菌が注目されるようになってきた理由は、ピロリ菌が胃潰瘍や胃ガンの原因であることがはっきりしてきたからだと思われます。 ピロリ菌がきわめて特異な細菌である理由は、強酸の胃液のなかで生き残った唯一の菌であることと、自然界に40万種類...
生命の進化

海を追われた祖先はどこへ向かったか?

4億5,000万年前、海は大量の生物であふれていました。 特に脊椎をもった最初の魚アランダスピス以来、つぎつぎに進化した魚類が登場してきました。 こうして海での生存競争は激化し、小型魚は駆逐され大型魚が生き残っていきました。 当時、板皮類と...
突然腹痛がおこったとき

血を吐く病気とは

食道や胃十二指腸の傷から出血して血を吐く場合を吐血といい、肺結核など呼吸器の病気で血を吐く場合を喀血と呼んで区別しています。 吐血と喀血は次の点で見分けることができます。 1.吐血は黒っぽく、食物を含むことが多い。 喀血は鮮紅色で食物を含ま...
突然腹痛がおこったとき

血を吐いたらどうするか

血を吐いたときにはただちに専門の病院に行くべきです。 一昔前までは、おなかを氷で冷やし、胃に管を入れてひたすら安静を保つようにしていましたが、内視鏡技術の発達した現在では、ショックの手当が済み次第、ただちに緊急内視鏡検査をおこない出血部位の...
突然腹痛がおこったとき

真黒な便がでたとき

コールタールのような便がでたときには、食道や胃・十二指腸潰瘍からの出血が考えられます。 また小腸からの出血でも便は黒くなりますが、盲腸付近からでは赤黒く、大腸からの出血では赤くなるのが普通です。
食道の病気

たべものが胸につかえるとき

食べ物が胸につかえて改善しない場合、早めに医療機関を受診し、食道を中心に内視鏡検査やCT検査などをうけたほうがいいでしょう。 女性ホルモンのアンバランスや自律神経の失調などによることもありますが、食道下部の神経の異常(アカラジア)や食道ガン...
食道の病気

なぜ胸焼けがおこるのか

胸焼けは胸のあつい焼けるような感じをいいます。 食道と胃の境界にある筋肉がゆるんだ結果、胃のなかの胃液や胆汁が食道へ逆流し、停滞することによって発生します。 胸焼けがあると、胃がわるいとか、胃酸が多いとか考えがちですが、実際には胃の酸度が高...
食道の病気

食道静脈瘤はなぜ危険か

食道静脈瘤とは食道の血管が腫れてコブのようになったものをいいます。 たとえば肝硬変になると肝臓に血液が流れにくくなるため、その手前の門脈とよばれる血管に血液が溜まるようになります。 こうしてバイパスである食道静脈へ血液が逆流するため、静脈は...
食道の病気

食道静脈瘤ができたとき

食道静脈瘤のすべてが危険というわけではありません。 赤味を帯びてコブのように腫れ、さらにそのうえに、みみず腫れや血まめのような赤い血管のふくらみが出てくると危険です。 これに対し、食道内視鏡を使って静脈瘤内にエタノールアミンを注入し、静脈瘤...
肺ガンにならないために

喫煙がからだに及ぼす影響とは

わが国における男性の喫煙率は約55%と先進国ではトップですし、女性の喫煙者も年々増加しています。 喫煙の健康被害の第1は、発ガンの危険にほかなりません。 肺ガンや咽頭ガンが多いのはいうまでもありませんが、食道ガン、胃ガン、膀胱ガンなど多くの...
肝臓の病気

肝硬変の症状

肝臓は有り余るほどの予備能力をもっているため、相当のダメージをうけても、残りの部分がカバーして症状は出てきません。 この症状のない時期を代償性肝硬変と呼び、倦怠感、食思不振以外には特に目立った症状はありません。 ところが、肝臓の予備力がなく...
肝臓の病気

肝硬変の治療法

肝硬変は元に戻すことはできないため、肝硬変の進行を食止めることを目的としています。 体調に支障がない代償期の治療は、規則正しい生活、バランスのとれた食事が基本となります。 定期的に検査を受ける以外は特別な治療は行われないのが一般的です。 非...
食道ガンにならないために

なぜ食道がんが発生するか

タバコを吸いながら飲酒をするひとに発生しやすいため、たばこに含まれるベンツピレンとアルコールが相乗作用をおこして癌の発生に結びついているのではといわれています。
食道ガンにならないために

食道がんの症状とは

食道がんは中高年の男性に圧倒的に多く見られます。 できたばかりの食道ガンは粘膜が変色しているだけで、僅かなへこみか盛り上がりをしめすにすぎません。 この時期には胸の沁みる感じをきたすことがありますが、痛みはありません。 ガンが進行して食道の...
食道ガンにならないために

食道ガンの進行がはやいというのは本当?

食道ガンはほかのガンにくらべ、進行が早いといわれます。 胃や大腸の早期ガンではリンパ節へ転移することは少ないのですが、食道にはリンパ組織が豊富なため、たとえ早期ガンでもリンパ節へ転移しやすいのです。 とくに食道は早期ガンでも、粘膜下層へガン...
食道ガンにならないために

食道ガンと同時に発生する癌とは?

食道ガンは胃ガンや喉頭ガン、咽頭ガンと同時に発生しやすく、4人にひとりはこの現象がみられるといわれています。 これらの癌もやはり、喫煙、アルコールが関与しているといわれているのです。
食道ガンにならないために

食道がんの診断

バリウムを飲んで、食道の傷を発見するか、直接内視鏡検査をうけ、食道のキズをみつけます。 早期ガンの場合は病変の形、範囲が分かりにくいことが多いため、食道粘膜に変色やわずかなデコボコがあれば必ずルゴールを撒布して、ガンかどうかの診断と同時に、...
食道ガンにならないために

食道ガンの進行度やリンパ節転移はどうして診断するか? 

食道ガンがどのくらいの深さまで及んでいるか(深達度といいます)は、X線検査と内視鏡検査だけでなく、超音波内視鏡という器械をつかって診断するようになっています。 また大動脈や気管など、周辺臓器への食道ガンのひろがりやリンパ節転移の発見にはCT...
食道ガンにならないために

食道ガンの治療について 

食道ガンの治療は内視鏡による手術、開胸および開腹手術、放射線や抗ガン剤による治療に分かれます。 内視鏡による治療が可能なのは、ガンの浸潤が粘膜層にとどまる場合に限られます。 早期ガンのなかでも最も初期の状態です。 この場合、ガンはほとんどが...