食養生の心得 糖質ゼロと糖類ゼロ 糖質ゼロや糖類ゼロは近年、ダイエット食品の表示にしばしば見受けられます。 糖質とは、炭水化物(炭素を含む化合物)から、食物繊維(消化酵素で分解できない食物成分)を除いたものです。 糖質には、これ以上分解できない最小の糖質である単糖類(ブドウ... 2020.01.21 食養生の心得
食養生の心得 白身魚と赤身魚はどちらがよいか 赤身の魚はミオグロビンという色素を多く含むため、赤味を帯びていますが、蛋白質の量は、白身魚と差がありません。 しかし赤身魚の血合い肉には、鉄・亜鉛のほかDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれており、栄養価は非常に高くなっています。 一... 2005.12.27 食養生の心得
食養生の心得 中性脂肪をへらすには まず減食が必要ですが、1日3回均等に食べ、まとめ食いをしないことです。 夜食は是非とも避けて下さい。 甘いものは極力さけて下さい。 特に砂糖はひかえましょう。 どうしても欲しいときは、人工甘味料を利用して下さい。 果物を選ぶ場合は、かんきつ... 2005.12.27 食養生の心得
食養生の心得 じゃがいもが健康食品といわれる理由 じゃがいもは、大きさの割にエネルギーは少なく、少量で満腹感が得られるため、肥満などの成人病対策にもってこいの食品です。 ちなみにじゃがいも2個分で、ごはん一杯分に相当します。 じゃがいもの蛋白質は良質のアミノ酸を含んでおり、ビタミンB群・C... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 どんな芋を選べばよいか 芋は太ると考えられがちですが、実際には量のわりにエネルギーは多くありません。 芋のなかでは、さつまいもが他の芋類の2倍の糖分を含み、ビタミン類も一番豊富にもっています。 また繊維も多く、便秘の予防にもなります。 ただタンパク質が少ないという... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 芋と野菜のちがい 芋類はビタミンCをはじめ、ビタミンB1やカリウムを豊富に含む点で、野菜に似ており、とくに「さといも」や「やまのいも」は野菜に近い食品といえます。 しかし「さつまいも」や「じゃがいも」には糖分が多く含まれ、デンプンの供給源という意味から芋類と... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 塩分をひかえる工夫 世界の各地を見ると、ほとんど食塩をとらない民族があり、このような地域では、年令と共に血圧の上昇する現象がみられません。 事実、食塩をとりすぎると、脈拍が速くなり、血管が収縮し血圧が上昇してきます。 さらに、血圧の上昇(高血圧)は動脈硬化をひ... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 アルコールの上手な飲みかた アルコールは1gにつき7キロカロリーの高いエネルギーがあるため、飲むとからだは温まりますが、ビタミンや蛋白質などからだに必要な成分を含んでおらず、中身のないカロリー(エンプティーカロリー)と呼ばれています。 アルコールの20%は胃から吸収さ... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 アルコールは肥満の原因になるか ごはん一杯が200キロカロリー(女茶わんでは160キロカロリー)ですから、下の図のようにアルコールのエネルギーが特別大きいわけではありません。 むしろアルコールが入ると、ついつい食べすぎてしまうのが太る原因になっていると考えるべきでしょう。... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 牛乳は1日何本飲めばよいか 牛乳は卵とならんで、全食品中、最も良質な蛋白質を含んでいます。 さらにビタミンやミネラルのほとんどを含んでおり(鉄分の少ないのが唯一の欠点ですが)、最もお勧めしたい飲みものといえましょう。 しかし牛乳1本で7gもの脂質を含んでいますから、3... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 栄養健康ドリンクとは 今日、栄養健康ドリンクと名づけられたドリンク剤が、市場に氾濫しています。 しかし、これらは普通バランスのとれた食事をしておれば、特に飲む必要のないものであり、逆に食物繊維やビタミンC飲料の飲みすぎは下痢をおこしますし、ビタミンAのとりすぎは... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 スポーツドリンクの飲みかた スポーツドリンクは、もともとアメリカでアメリカンフットボールの選手のためにつくられた飲料水で、汗で失われた水分・栄養分が、短時間で吸収されるよう、体液と等張の溶液となっています。 すなわち、糖分の補給にはブドウ糖やデキストリンが、また電解質... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 コーヒー・紅茶の功罪 コーヒー.紅茶は、古来その深い味わいから、嗜好品として珍重されていますが、その中に含まれるカフェインは、私達の大脳皮質や心筋を刺激して利尿を促し、精神賦活作用を示すことが知られています。 したがって、気分転換や気分の充実につながる効用も持ち... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 お茶の効用 日本茶には茶葉をそのまま用いる煎茶と、粉末にした抹茶があり、煎茶には柔かい芽からとった玉露や、一般煎茶、おそ摘みの番茶、番茶をほうじたほうじ茶等があります。 お茶は主成分であるカフェインが苦みを、タンニン(カテキン類)が渋味を、テアニンやグ... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 どんなジュースがからだによいか ジュースは主に野菜と果物が材料となりますが、最もお勧めしたいのは、自家製のケールや小松菜、大根葉など、緑の濃い葉をしぼったジュースです。 これらはビタミンA・B1・B2・Cや多種類のミネラルをたっぷり含んでおり、そのままでは少ししか食べられ... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜみそ汁はからだによいか みそは“畑の肉”といわれる大豆を煮て、塩と麹(こうじ)を加えて発酵させたもので、植物性蛋白質の代表的な食品です。 みそ汁に含まれるアミノ酸は必須アミノ酸をすべて含んでおり、過剰なコレステロールを排出し、血中コレステロールを低下させて血管壁を... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 香辛料のとりかた 香辛料は塩分を含んでいませんから、食事制限の多い病人食では、患者さんの食欲を促すためもっと積極的に使ってよいと思われます。 但し、癌や胃潰瘍、心臓病のかたは注意して使う必要があります。 香辛料には次の4つの作用があります。 すなわち魚や肉の... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 漬物は健康食品といえるか 漬物は食欲をそそる副菜として、食卓に欠かせない食品のひとつですが、栄養価の点からみれば、それほど高い評価は得られていません。 つまり、代表的なぬか漬けでは、ぬかの中のビタミンB1・B2が漬物に入り、ビタミンは豊富といえますが、むしろ食塩の含... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜごまはからだによいか ごまは皮が固いため、そのままではからだに利用できません。 そこで炒ったり、切ったり、すりつぶして、ごまダレやふりかけなどに用いられます。 ごまにはカルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症や貧血の予防に効... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜニンニクはからだによいか ニンニクは体内に吸収されにくいビタミンB1の吸収を良くし、疲労回復や体力増強に効果を示します。 ビタミンB1が不足すると、糖質が十分に燃えないため、からだがだるくなるのです。 さらにニンニクは、血液の凝固や血栓ができるのを防ぎ、強い殺菌力も... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜ酢はからだによいか 酢は、お米などの穀物から作られた「穀物酢」と、ブドウなどの果実から作られた「果実酢」の2つに分けられます。 また、酢は食酢(しょくす)とも呼ばれます。 一般的には、原料になる穀物または果実を発酵させて酒を醸造し、そこへ酢酸菌を加え、酢酸発酵... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜ海草はからだによいか 昔から長寿の人の食生活にはしばしば海草が多くとられています。 海草がなぜからだによいかというと、食物繊維が豊富に含まれていることや、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄など豊富なミネラルのほか、甲状腺ホルモンの成分である... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 食物繊維はいくらとってもよいか 間違いです。 食べすぎると糖や脂肪が吸収されず排泄され、栄養不足になってしまいすし、善玉コレステロールも減らしてしまいます。 また日本人に不足がちのカルシウムや鉄はとくに欠乏を起こしやすくなります。 胃腸の弱っている人や貧血・骨粗鬆症のかた... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 食物繊維の多い食品 食物繊維の必要量は、1日20~25gといわれていますが、我が国では平均17g程度しかとれていません。 なるべく多種類の食品からとるように心がけて下さい。 次に食物繊維の多い食品を挙げてみましょう。 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜ食物繊維が必要か 従来“食物のかす”にすぎなかった食物繊維が、最近“第6の栄養素”として注目されてきたのは、次のような多くの利点をもっていることが分かったからです。 便秘を防ぎます。 繊維が腸の運動を活発にし、便秘を予防します。 大腸癌を予防します。 腸内細... 2005.12.19 食養生の心得