環境問題 プラスチックのない世界へ マイクロプラスチックの恐怖 150年ほど前、プラスチックが世に出たとき、これは便利なものが出来たと世間から称賛を浴びたものです。 ところが最近では、燃やすと二酸化炭素が出て地球温暖化を引き起こす、石油資源が枯渇するといわれ、ポイ捨てで海へ... 2022.01.15 環境問題
栄養ミニ知識 日本独自の食品「梅干し」 梅はその昔、遣唐使が薬木として中国から持ち帰ったものといわれています。とくに、平安時代の医学書『医心方』には、すでに梅の効用がとりあげられています。おもに風邪薬、頭痛薬、下痢止めなどに用いられていたようです。 梅は時代とともに改良が試みられ... 2020.08.09 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 むくみ対策 通常、健康な状態では、私たちがむくみを感じることはありません。 からだは37兆個の細胞群からできていますが、それだけかというと、実は細胞と細胞の間にはクッションになるすき間があります。このすき間に水分が溜まるのを「むくみ」(浮腫)と呼んでい... 2020.07.02 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 ヨーグルトの効用 牛乳に乳酸菌を加えて発酵させる(乳酸発酵)と、乳酸が発生します。乳酸は酸性ですから、牛乳は酸性に傾き、pH4.6あたりから乳のなかのカゼイン(蛋白質)が固まり、ヨーグルトが出来上がります。出来上がったヨーグルトのなかでも、乳酸菌はしっかり生... 2020.06.24 栄養ミニ知識
食養生の心得 糖質ゼロと糖類ゼロ 糖質ゼロや糖類ゼロは近年、ダイエット食品の表示にしばしば見受けられます。 糖質とは、炭水化物(炭素を含む化合物)から、食物繊維(消化酵素で分解できない食物成分)を除いたものです。 糖質には、これ以上分解できない最小の糖質である単糖類(ブドウ... 2020.01.21 食養生の心得
感染症 消毒薬の選びかた 消毒は滅菌と異なり、全て微生物を殺滅するのではなく,感染を起こさない程度に微生物の数を減らすのが目的です。しかるに滅菌では、高温で熱したり、ガスを用いるため、人体に適用することはできません。 消毒薬は,殺滅の対象となる微生物により、高・中・... 2018.08.15 感染症
長生きのためのヒント 17. 世界の長寿村にみる食生活の特徴 世界一の長寿村 中国の 巴馬(バーマ) 世界1の長寿村として知られる中国の巴馬(バーマ)。標高2,000mの山間部に住む少数民族ですが、寝たきり0、認知症0、癌患者もいないといわれる桃源郷です。食料はほぼ自給自足で、トウモロコシ、野菜、豆、... 2018.04.03 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 16. 和食に対する海外諸国の批判 和食は魚、野菜、大豆が豊富で、わが国に長寿世界一をもたらしている根拠にもなっています。 しかし近年、共稼ぎ世帯の増加など社会環境の変化により、家庭で調理にかける時間が少なくなり、ついつい加工食品に頼る機会が増えつつあります。 このため、外国... 2018.04.03 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 15. 無形文化遺産・和食の特徴 ユネスコの無形文化遺産とは、その土地の歴史や生活風習などと密接に関わっている形のない文化遺産で、後世、その文化を保護し、守っていくべき価値があるものと位置付けられています。 したがって、無形文化遺産「和食」は、料理そのものに対しての評価でな... 2018.04.01 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 14. 無形文化遺産・地中海料理の特徴 スペイン・イタリア・ギリシャなどの地中海沿岸諸国では、昔から糖尿病や心筋梗塞、脳血管障害による死亡率が世界で最も低く、長寿国の多いことで知られています。 これらの諸国では、新鮮な魚介類とともに、オリーブや野菜、果物、豆、ナッツが市場に溢れて... 2018.04.01 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 13. 長寿のためのキーワード(3) AGEs を溜めないためには 糖化を防ぎ、からだの老化を遅らせるには、以下の5点について食生活を見直してみてください。 ①AGEsの多い「こんがりキツネ色」の食品を摂らないようにします 唐揚げ、ステーキ、ホットケーキ、フランクフルト、ベーコン、 焼き魚、マヨネーズ、ドー... 2018.03.31 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 12. 最終糖化産物(AGEs)はなぜからだによくないか? 綿あめを手で握りつぶした場面を想像してください。手の平には溶けた飴がべとべとにくっついて、剥がれなくなってしまいます。AGEsはこの剥がれなくなった糊に相当します。 AGEsはからだ中の血管の壁にこびりつき、容易に剥がすことができません。し... 2018.03.31 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 11. どうしてからだの糖化がおこるか? からだが必要としている以上に糖分を摂り過ぎた場合、余分に摂った糖がからだのタンパク質にくっついて体温で温められ、タンパク質の変性、劣化が始まります。その結果からだのそこかしこに、AGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質が発生します。 こ... 2018.03.31 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 10. 長寿のためのキーワード(2) 活性酸素を取り除く方法(食事療法) 活性酸素を取り除く抗酸化物質は、①フィトケミカル、②抗酸化ビタミン、③抗酸化ミネラルに大別されます。 ①フィトケミカルとは植物などに含まれる天然の化学物質で、ポリフェノールやカロテノイドに分けられます。 ポリフェノール ポリフェノールは光合... 2018.03.30 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 9. 長寿のためのキーワード(2) 活性酸素を取り除く方法(運動療法) わたしたちのからだには、酸化防止システムが備わっており、日常は酵素、たんぱく質、ビタミンなどがサビ止めの働きをし、活性酸素を消してしまう働きをしているのです。 しかし一度に大量の活性酸素が発生した時にはこの防御システムが破綻してしまいます。... 2018.03.30 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 8. 長寿のためのキーワード(2) 活性酸素を取り除く方法(生活習慣) 私たちのからだには抗酸化酵素があって、日頃、活性酸素から身を守る防御システムが備わっています。ところが歳をとるにつれ防御力が低下すると、活性酸素の活性に歯止めがかからず、からだが酸化される危険がでてきます。 そこで、日頃からからだにストレス... 2018.03.30 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 7. 活性酸素はどうして発生するか? 活性酸素は私たちのからだを強力に酸化する(サビつかせる)厄介な酸素です。 私たちのからだの細胞の中心部には“核”があり、そのまわりに小さなミトコンドリアという顆粒が集まっています。この顆粒のなかで活性酸素はつくられます。 細胞はブドウの房の... 2018.03.29 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 6. 老化の2大原因 “酸化”と“糖化” 老化の原因はいくつもありますが、とくに大きな原因とされているのが「酸化」と「糖化」です。 人が息を吸って体内に取り込んだ酸素の一部(2%)は、活性酸素となってからだの蛋白質や脂質を酸化し、老化を促進します。さらに活性酸素はDNA(遺伝子本体... 2018.03.29 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 5. 長寿のためのキーワード(1) 長寿遺伝子を活性化させよう “DR1”のような長寿遺伝子をもつ遺伝子エリートでなくても百歳を迎える人は沢山おられます。 また長寿遺伝子といわれるものは実はほとんどの人が持っていて、そのスイッチをオンにすることができるかどうかのほうが問題なのです。 サーチュイン遺伝子 ... 2018.03.29 長生きのためのヒント
栄養ミニ知識 緑茶 緑茶とは 日本茶は摘んだ若葉が科学変化をしないように、発酵を抑えてつくられており、不発酵茶と呼ばれています。 摘んだばかりの葉を蒸すことで、臭みを取り除き、発酵を妨げて成分が変化するのを阻止します。 発酵しなければ葉は緑色のままですから、通... 2017.04.12 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 カフェイン カフェインとは カフェインとは、コーヒー(カフィー)に、化学物質を示す-ineをつけたものです。 カフェインを含む飲食品には、コーヒーのほか、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラやチョコレートなどがあげられます。 そもそも、カフェインがか... 2017.03.31 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 天然のやせ薬 短鎖脂肪酸 短鎖脂肪酸は炭素数6以下の脂肪酸を総称したもので、酢酸・プロピオン酸・酪酸など9個の脂肪酸からなります。 大腸のなかに水溶性食物繊維やオリゴ糖が運ばれてくると、腸内細菌が盛んにこれを食べて発酵する結果、短鎖脂肪酸が生まれます。 つくられた短... 2016.10.17 健康ミニ知識
環境問題 心地よい“ゆらぎ” 心地よさのもと 「人生はゆらぎながら進んでいく」などというと、情緒的でいかにも根拠のない話しに聞こえますが、わたしたちのからだの生理や四囲の自然現象を詳細に観察すると、しばしば心地よい不安定さがみられるというはなしです。 つまり、ひとを含む... 2016.03.14 環境問題
栄養ミニ知識 栄養素の基本情報 エネルギー源となる体脂肪 三大栄養素とは糖質、脂質、タンパク質をさしています。 炭水化物(糖質)は、最も小さな糖である単糖を組み合わせた有機化合物をいいます。 炭水化物は、その分子式が CmH2nOn で表され、一見、炭素(C)に水(H2O... 2015.11.18 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 起死回生の治療法となるか“糞便微生物移植”(FMT) 一人ひとり景色の違う腸内フローラ 私たちの便は1000種類で100兆個以上の細菌が、それぞれ同じ仲間の細菌たちと群れをなして、腸の表面にびっしり敷き詰められています。 その様子は一見、お花畑のように群生しているところから「腸内フローラ」(腸... 2015.11.18 健康ミニ知識