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便秘対策

便秘

便秘対策

どの便秘薬を選ぶべきか?

第1選択 酸化マグネシウム 便が柔かくなり、便通がよくなるうえに、腹痛など副作用が少ないという点で、「酸化マグネシウム」を用いることが多いようです。 マグネシウムは腸管内の水分が体内に吸収されるのを抑制しますから、腸管の水分が増加し、便を柔...
腸の病気

便失禁(便漏れ)をどうするか

高齢になると肛門内側の筋肉が衰え、知らないうちに便が漏れることが多くなります。とくに認知症、脳梗塞、糖尿病の患者さんには頻繁にみられます。 また、直腸癌や痔核の手術、お産のあと等には、肛門外側の筋肉が衰え、便意が出てもトイレに行くまで我慢で...
腸のはなし

なぜ、おならが出るのか?

私たちの腸のなかでは1日に1~2リットルのガスが発生し、その70%は口から飲み込んだ空気で、窒素・二酸化炭素・酸素・水素等400種類以上が含まれます。 残り30%は大腸内で細菌により食物が発酵あるいは腐敗したもので、発酵型ガスと腐敗型ガスに...
腸のはなし

発酵食品

無形文化遺産、和食 わが国の和食が無形文化遺産に認定されたのは、高温多湿な風土に根付く発酵食品文化が高く評価されたことにあるといえましょう。 発酵とは微生物(酵母、酵素、細菌)によって食物中のデンプンや蛋白質が分解され、健康によい成分が作り...
健康ミニ知識

“アロエ”が「医者いらず」といわれるわけ

アロエは医者いらずと呼ばれ、古くから万能薬として用いられてきました。 アロエの生葉は強い苦味があるものの有効成分が多いため、現在でも医薬品や化粧品・健康食品として活躍しています。 アロエの特徴は、熱に強く、粘膜や皮膚にしみ通りやすいというこ...
栄養ミニ知識

プロバイオティクス

プロバイオティクスは、抗生物質(アンチバイオティクス)に対比する言葉で、生物同士の共生を意味しています。 抗生物質が病気になってから細菌を退治するという治療法であるのに対し、プロバイオティクスは、あらかじめ体に良い菌を増やして健康を保つとい...
健康ミニ知識

オリゴ糖

これ以上分解できない最も小さい糖質を単糖類といい、ブドウ糖や果糖などが該当します。 その単糖類が3~10個ほどくっ付いたものをオリゴ糖と呼んでいます。 ちなみに単糖類の2個くっついたものが二糖類で、ブドウ糖と果糖のくっ付いたものが砂糖、ブド...
栄養ミニ知識

キチン・キトサン

カニやエビの殻に含まれる動物性の食物繊維がキチン。水にも酸にも溶けませんが、キチンをアルカリで処理して酢や胃酸に溶けるようにしたものがキトサンです。 キトサンは食物繊維ですから便秘を改善し、脂肪がからだに吸収されるのを抑え、コレステロールの...
栄養ミニ知識

サポニン

コーヒーを淹れたり、小豆を煮たりお茶をたてると、泡立つものが見えます。 この物質を「泡立つ」の意「サポ」からサポニンと呼んでいます。 サポニンは乳化剤の一つで、昔から洗濯にも用いられてきましたが、その独特の苦みはむしろ、こくがあるとして珍重...
腸の病気

大腸の病気とは

大腸の病気は大きくふたつに分けられます。 ひとつは潰瘍やガンなど腸のなかに病変がある場合と、もうひとつは腸の機能に異常がみられるものの病変はないという場合(過敏性腸症候群)です。 腸の病変は腫瘍と炎症に大別されます。 腫瘍は通常ポリープとい...
腸の病気

虚血性大腸炎とは

虚血性大腸炎は、前触れなく突然下腹部の激痛がおこり、それに続いて鮮紅色の血液が混じった下痢が出現します。 しばしば気を失うほどの激痛ですが、通常は数日間で治まってきます。 大腸に栄養を送る血管が一時的に詰まることによって、その部位から出血し...
便秘対策

慢性の便秘にどう対処するか

便秘の原因は腸の働きが悪くなる場合と、腸のケイレンによる場合が考えられますが、ときには、両者の混在した形で便秘をきたすこともあります。 したがって便秘を治したいとおもうかたは、是非つぎの点を守るよう心がけてください。 1.朝寝坊をしないよう...
便秘対策

ストレスが溜まって便秘になった場合

職場や家庭内でのストレスが原因で腸の緊張が強くなり、便の通過が悪くなった場合です。 したがって、治療はいかにストレスをとるかにかかっているといえます。 食生活では、朝食を必ず摂ること、一日3回決まった時間に食事する習慣をつけてください。 便...
便秘対策

排便を我慢したため便秘になった場合

授業中や仕事中のため排便を我慢することが度重なった結果、便意をもよおさなくなってしまった場合です。 もともと、便意をもよおす反射は朝食を摂ったあとに最も強くおこるものなのです。 朝起きるのが遅く、朝食抜きで仕事にでかけることはないでしょうか...
便秘対策

ダイエットのしすぎで便秘になった場合

最近、急増している便秘のタイプです。 若い女性に多く、ダイエットをしすぎると、1~2週間、ときには1ヶ月も排便のないことがあります。 当然の話ですが、食べなければ便は出ません。 極端なダイエットは便秘だけにとどまらず、皮膚の荒れ、脱毛、内臓...
便秘対策

歳をとってから便秘になった場合

歳とともに腸の働きは衰え、排便反射も鈍くなってきますから、どうしても便秘がちとなります。 さらに歯が弱るため、消化のよいものばかり摂る結果、食物繊維が不足して便秘に拍車をかけることになります。 老化はいたしかたありませんが、少しでも腸を刺激...
腸の病気

大腸憩室症とは

加齢により腸の壁がもろくなり、腸の内圧が上がったときにポケット様に外へ飛び出す袋状のものをいいます。 食物繊維の多い旧来の日本食では、あまりみられなかったのですが、欧米の低繊維食が主流となったため、出現頻度が高くなりました。 すなわち、食生...
便秘対策

下剤を飲みすぎて効かなくなった場合

食事療法や運動療法をせず、ひたすら薬のみに頼っているかたは、だんだん下剤が効かなくなって、もはや効く薬がないという事態に至ります。 下剤の多くは腸を刺激して動きを活発にする薬ですから、長期間飲んでいると、だんだん効き目は落ちてきます。 その...
腸の病気

過敏性腸症候群とは

腸の運動を調節しているのは自律神経です。 したがって手や足は自分の意志で動かせますが、腸を動かすことはできません。 過敏性腸症候群とは、自律神経による腸の運動の調節が狂ったため、便秘や下痢などの便通異常がおこるものをいいます。 原因は精神的...
腸の病気

下痢と便秘を繰り返すとき

大腸の検査をしても異常がないのに下痢と便秘を繰り返したり、腹痛が治らないという訴えをよく聞きます。 これは腸が痙攣をおこしたり、逆に弛緩して動きが悪くなってしまうのが原因です。 腸に傷はなくても蠕動運動が円滑におこなわれなくなると、このよう...
肛門の病気

痔核の原因

痔核の原因には次のようなものがあります。 1.便秘等による排便時のいきみ 2.ゴルフスウィングなど、スポーツ時のいきみ 3.重い物を運んだりする時のいきみ 4.妊娠後半、出産時  女性では出産が難産ですと原因となることが多い 5.アルコール...
肛門の病気

痔核の治療

出血や痛みに対してはまず保存的治療を主にします。 肛門を清潔にして温め、便秘や下痢にならないように便通を整えます。 食事療法だけでは便通が整わない場合には、整腸剤や緩下剤を服用します。 それに加えて、坐薬や軟膏を使用し、症状に応じて鎮痛剤や...
胃ガンにならないために

胃ガンの症状とは

胃の入り口や出口にがんができると、食物が通るのを邪魔するため、はやくから症状がでてきます。 つまり胸のつかえる感じやみぞおちの張った感じ、便秘、食欲の低下などです。 しかしそのほかの場所にがんができたときには症状がでにくく手遅れになりがちで...
大腸ガンにならないために

大腸ガンの症状

大腸ガンの70~80%は、肛門に近い直腸やS状結腸に発生します。 ここにガンができると、便に赤い出血やどろっとした粘液がでたり、便が細くなる・すっきり便が出ない・便秘がひどくなる・下腹部の鈍痛や腰痛などの症状をおこしてきます。 これに対し、...
大腸ガンにならないために

大腸ガンで便秘するとき

肛門に近い大腸(直腸・S状結腸)にガンが発生したときは、便の通過が妨げられ、便秘を起こしてきます。 しかしガンが進行し、かなり大きくならなければ、便秘にはならないともいえましょう。