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胃ガンにならないために

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胃ガンは増えているか? 

我が国は世界一の胃ガン大国で、男性の胃ガンは前立腺ガンについで2位、女性の胃ガンは、乳ガン、肺ガン、大腸ガンについで4位という現状です。 年間9万3千人のかたが胃ガンにかかっています。 男性患者は女性患者の2倍といわれ、60歳前後に多発して...
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胃ガンの症状とは

胃の入り口や出口にがんができると、食物が通るのを邪魔するため、はやくから症状がでてきます。 つまり胸のつかえる感じやみぞおちの張った感じ、便秘、食欲の低下などです。 しかしそのほかの場所にがんができたときには症状がでにくく手遅れになりがちで...
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胃ガンはどのくらい助かっているか?

全国的にみて、専門施設では胃ガンの半数以上が早期ガンあり、ほとんどが内視鏡をつかった治療法で救命できているようです。 さらに進行胃ガンに対しても、術式の進歩により根治できる症例が増えています。 また、たとえ転移があったとしても、化学療法の発...
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胃ガンはどのように診断しているか?

従来から胃の検診はレントゲン検査でおこなうのが通例となっています。 これはレントゲン検査が短時間に大勢のひとを検査できるという利点と、レントゲン技師が施行できるという利点を併せ持っているからでしょう。 一方、内視鏡検査は医師が施行しなければ...
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胃の検診とは? 

従来から胃の検診はレントゲン検査でおこなうのが通例となっています。 これはレントゲン検査が短時間に大勢のひとを検査できるという利点と、レントゲン技師でも施行できるという利点を併せ持っているからでしょう。 一方、内視鏡検査は医師が施行しなけれ...
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ABC検診 (胃癌リスク検診)

我が国の検診受診率は20~30%と、欧米の受診率70%にくらべきわめて低調です。 これでは検診は意義あるものとはいえません。 とくに胃ガン検診ではバリウムを飲んだり、内視鏡検査が必要になるため、経済的にも肉体的にも負担が多く、受診率が上がり...
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胃内視鏡検査はどこがすぐれているか? 

レントゲン検査と違って胃のなかを直接観察できるため、診断が確実であること、また悪性か良性かを決定する決め手になる組織検査ができるという利点があります。 また、まぎらわしい病変にはNBIをつかって、その場で悪性か否かを判断したり、ガンの範囲を...
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胃の早期ガンと進行ガンはどこが違うか?

胃の壁は表面から順に、粘膜層・粘膜下層・筋層・漿膜下層・漿膜の五層からなっています。 ガンは表面の粘膜層に発生し、徐々に下へ下へと広がっていきます。 ガンが粘膜層か粘膜下層までにとどまっているものを早期ガンと呼び、筋層より下へ広がったものを...
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胃ガンの進行度やリンパ節転移はどうして診断するか

胃ガンの進行度はバリウムによるX線検査や内視鏡検査だけでは確実でなく、最近はこれに内視鏡超音波検査を追加するようになっている。 ガンが粘膜層および粘膜下層のどの辺まで及んでいるかで、治療方針が決定されるため、きわめて重要な検査といえます。 ...
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早期胃ガンの治療について

ガンには高分化型腺ガンと低分化型腺ガンがあります。 高分化型腺ガンはガンが相似形を保って広がるため、大きさ、形が非常に明瞭です。 一方低分化型腺ガンではガンが自由奔放に広がるため、正常部分との境界が分かりにくく、ガン全体の形を捉えにくいので...
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内視鏡的胃粘膜切除術(EMR)とは

ガンが胃の表面(粘膜層)にだけ留まっているうちは、胃カメラで観察しながら、ガン部分を切り取ることができます。 この段階では、がん周囲への転移の心配は100%ないことが分かっているからです。 ただし、ガンが高分化型腺ガンであること、大きさが2...
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内視鏡的胃粘膜下層剥離術(ESD)とは

内視鏡的胃粘膜切除術(EMR)を更に発展させた手技で、最先端治療法といえます。 今までは取りきれなかった2cmをはるかに超える巨大なガンに対しても金属のへらのようなもので病巣をえぐりとるような内視鏡手術がおこなわれるようになりました。 さら...
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腹腔鏡下手術とは

早期ガンが胃の表面からやや深く、粘膜下層の深部にまで広がってくると、がん周囲のリンパ腺へ転移がみられます。 この段階では、がんを含めて周辺のリンパ腺まで切り取らねばなりません。 そこでお腹に2~3cmの穴を3ヶ所あけ、望遠鏡のような器械を挿...
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進行胃ガンの治療 

進行したガンではガンが周囲リンパ節へどこまで広がっているか、また肺や肝臓などへ転移していないかどうかを調べたうえで、開腹手術により胃と転移部分を一緒に切りとります。 もし取り切れない場合は、術後、化学療法を追加します。 ガンが粘膜下層を超え...
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胃ガンを早期発見するには

我が国では胃の集団検診の普及で、胃ガンほど早期に発見されているガンはほかにありません。 ただし早期ガンの時期には自覚症状はありませんから、50歳を過ぎたら年1回、定期的に胃の検診(レントゲンか内視鏡)をうけることが必要です。
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胃ガンに最も関係が深いといわれているのがピロリ菌の感染です。 感染していないひとの6倍も発ガンしやすいといわれています。 ピロリ菌に感染しているかたには是非、除菌療法をお勧めします。 また、塩分の摂り過ぎが発ガンの原因というのもほぼ間違いな...