肝臓ガンの発生はほとんど肝炎ウイルスによるといっても過言ではありません。
肝臓ガンの実に80%がC型肝炎、10%がB型肝炎から発生しており、アルコールが原因とみられる者は3%程度と言われています。
つまりC型肝炎ウイルスに感染している人は、健康なひとの1000倍も肝臓ガンにかかりやすいといわれています。
また 肝臓ガンになった肝臓の状態をみてみると、約70%以上が肝硬変になっており、約20%以上が慢性肝炎や肝線維症になっています。
以上から、40歳以上のB型、C型肝炎ウイルス保持者、肝硬変、慢性肝炎、肝線維症のひと、日本酒で3合以上10年の飲酒歴がある人は肝臓ガンにかかる危険性が高いと言えます。