コレステロールは220mg/dl以上を異常とすることが一般的ですが、高令になると240mg/dl程度までは正常と考えていいでしょう。
コレステロールはからだに必要な物質ですから、いくら下げてもいいというわけにはいきません。
結局180~200mg/dlあたりが、寿命を延ばすのには最もいいようです。
コレステロールが高いと、すぐ薬に頼ろうとする人がいますが、たいていうまくいきません。
以下の食事療法をしっかり守ることが絶対不可欠の条件です。
- まず減食が第一です。
- コレステロールの多い食品をとらないようにしましょう。
(卵・いか・たこ・するめ・レバー・アサリ) - 飽和脂肪酸の多い食品をとらないようにしましょう。
(卵焼き・バター・生クリーム・チョコレート・シュークリーム・マーガリン・チーズ・コンビーフ・とんかつ・アイスクリーム)
飽和脂肪酸にはコレステロールを増加させる働きがあります。 - コレステロールをさげる食品をとって下さい。
(海草・野菜・きのこ・豆類) - タバコは10本以下にしましよう。
善玉コレステロールを減らす働きがあるからです。