DIET

食養生の心得

塩分をひかえる工夫

塩世界の各地を見ると、ほとんど食塩をとらない民族があり、このような地域では、年令と共に血圧の上昇する現象がみられません。

事実、食塩をとりすぎると、脈拍が速くなり、血管が収縮し血圧が上昇してきます。

さらに、血圧の上昇(高血圧)は動脈硬化をひきおこし、心筋梗塞や脳梗塞、腎不全などの原因となります。

したがって、厚生省では1日10gの食塩量を目標値として示しており、高血圧がある人には8g以下を目標値としています。

ところで私達が一日にとっている塩分の約7割は、しょうゆ・みそ・塩・化学調味料および漬物などです。

塩分をひかえながら食生活を楽しむために、次のような工夫をしてみて下さい。

  1. しょうゆは食塩の5倍、みそは7倍まで使うことができます。
  2. なお薄口しょうゆは醸造期間が短かいので色が淡いのですが、濃口しょうゆよりも塩分が多いので注意して下さい。

  3. 魚・肉・野菜などは塩分がなくても軽いこげ味をつけると食べやすくなります。
  4. 塩のかわりに酢・レモン・ゆずなどの酸味で味つけをしてみましょう。
  5. ごま油・大豆油・無塩バターを使って炒めたり、揚げたりし、油の風味を利用するようにします。
  6. みつば・しその葉・ねぎ・セロリ・ゆず・くるみ・ごまなどの香り、風味を生かして料理しましょう。
  7. 減塩しょうゆを使うようにしましよう。
  8. 味つけは料理全体に使うよりも、煮つけ・焼き魚などに集中的に使うようにします。
  9. 魚には塩をふりかけずに調理し、食べるときに、しょうゆやレモンを少量かけるようにします。