酸化ストレスとはからだが酸化され、サビつくことをいいます。もちろん、からだにとっては有害です。
わたしたちは食事によって糖質・脂質・タンパク質などの栄養素を摂り込んでいますが、そこからエネルギーを作り出すためには、酸素を使って栄養素を燃やさなければなりません。それを酸化といいます。
その酸化は、細胞の中にあるミトコンドリアというところで行われますが、この時、酸素の一部から活性酸素が発生してきます。
この活性酸素が酸化ストレスの元凶なのです。
有酸素運動のすすめ
このように息をして酸素を吸い込めば、必ず活性酸素が発生しますから、生きていくうえで避けられないものといえます。
しかし、息切れするほど運動したり、紫外線を浴びすぎたり、排気ガスやタバコの煙を吸い込むと、一挙に多量の活性酸素が発生してきます。
これらは自ら注意することで避けることができます。
また、酸化ストレスをとる方法がないわけではありません。
有酸素運動でSOD(スーパーオキサイドジスムターゼ)を増やしたり、ポリフェノールやビタミンC,Eなどの摂取により、活性酸素の発生を抑えることができます。