鳥類がA型インフルエンザウイルスに感染して起こる病気を鳥インフルエンザといいます。
発病する鳥類は、ニワトリ・アヒル・うずら・七面鳥等が主で、野鳥はほとんど発病しません。
とくにカモは144種類のインフルエンザウイルスを持っていますが、自分自身はまったく発病することはありません。
ところが、このインフルエンザウイルスはカモの糞を媒介にしてニワトリやアヒルに感染していくのです。
そのうちH5あるいはH7亜型のウイルスは問題ですが、それ以外のインフルエンザウイルスは弱毒で感染力は弱く、発病することはありません。