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胃の病気

治らない潰瘍はどうすればよいか?

近年、ピロリ菌の除菌薬はじめ、制酸剤の急速な進歩で、治らない潰瘍は随分少なくなりました。

しかし蛋白質の不足など栄養状態が不良で、数ヶ月間治療しても治らない場合には、今後は潰瘍と仲良く付き合っていくという考え方に頭を切り替えるようにします。

そして痛みさえ抑えることができれば、食事や嗜好品の制限はあまりせず、比較的自由な食生活をしてもらいます。

長期にわたる食事制限は、かえってストレスを増幅させ、治癒を遅らせることになるからです。