バレット食道のかたは、年1~2回の定期的な内視鏡検査がおすすめです。レントゲン検査ではなかなか発見するのは難しいとされています。
バレット食道癌の初期には、色調の変化しか捉えられず、しかもバレットのために粘膜が赤くただれているので、内視鏡でもかなり診断が難しくなっているのです。
このため内視鏡検査時、病変部の拡大観察をおこなったり、同時にNarrow band imaging(狭帯域光観察)という画像強調観察をおこなったりして早期癌診断に役立てています。
もちろん疑わしき病変が見られた場合は、必ず組織検査をして良性か悪性かを決定するようになっています。