4種類のリポ蛋白のうち、HDLは、体の中で使われなかったコレステロールを回収する働きがあります。
HDLが多いと血液中のコレステロールが過剰にならず、動脈硬化を防ぐ働きをするので「善玉コレステロール」と呼ばれています。
これに対してLDLは、コレステロールを全身に運ぶ働きがあります。
LDLが多いと血液中のコレステロール量が増加し、動脈硬化を促進させる働きをするので「悪玉コレステロール」と呼んでいます。
最近、動脈硬化をおこす本体は、LDLそのものではなく、酸化などで変性を受けた変性LDLであることがわかりLDLを酸化・変性させないことが動脈硬化の予防となると言われています。