肝臓に脂肪が溜まった状態を脂肪肝といいます。
症状は食欲の低下や倦怠感を覚える程度で、特徴的なものはありません。
診断は超音波検査でほぼできますが、正確には組織をとって調べる必要があります。
脂肪肝はいろいろな原因でおこるため、治療もそれに応じて異なりますが、多くはアルコールや過食とくに甘いものの摂りすぎが原因となっています。
過食のかたは減食、減量に努め、甘いもの(果物、砂糖、菓子類)は極力避けてください。
またタンパク質の不足は脂肪肝を悪化させます。
良質のたんぱく質(魚、肉、卵、大豆など)を十分とるようにしてください。