KANZOU

肝臓の病気

肝硬変の診断

肝硬変は、血液検査や画像診断によってほぼ診断できますが、確定するためには肝臓を直接観察する腹腔鏡検査と、肝生検という組織検査が必要です。

血液検査 肝硬変ではGOTがGPTより高くなるのが一般的で、その差が大きいほど肝硬変は進行しています。また肝硬変で門脈圧亢進が進むと、脾機能が亢進するため血小板が減少し、肝臓へ流れ込む血流が減るため、アンモニアの血中濃度が上がってきます。

画像診断(超音波、CT、MRI) 肝硬変では肝臓表面の凹凸でゴツゴツした感じや、わずかな腹水も発見できます。

腹腔鏡検査 肝硬変では肝臓表面のゴツゴツした状態が肉眼で確認でき、同時に肝生検で組織をとって、肝硬変の状態を正確に知ることができます。