B型肝炎はC型肝炎にくらべ血液中のウイルス量が1万倍もあり、感染力が強いので、B型肝炎のキャリア(ウイルスを持っている人)は、とくに他人にうつさないために注意が必要です。
1.乳幼児に口移しに食物を与えない。
2.献血をしない、臓器や組織を提供しない、精液を提供しない
3.歯ブラシ、カミソリなどを他人と共用しない
4.血液が他に付着しないように、皮膚の傷を覆う
5.外傷、皮膚炎、鼻血などはなるべく自分で手当てをする。
手当てを受ける場合には、血液や分泌物がつかないように注意する。
6.妊婦がB型ウイルスのキャリアの場合は、出産後、胎児にワクチンや免疫グロブリンを打てばよい。
7.血液や分泌物がついたものは、むき出しにならないようにくるんで捨てる、もしくは流水でよく洗い流す。
8.他人の血液にさわる場合にはゴム手袋をつける。
9.配偶者がB型肝炎のキャリアの場合、抗体のない人はB型肝炎ワクチンを接種したほうがよい。