U C

潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎の治療薬 免疫調節薬とは

免疫調節薬の長所

免疫抑制薬がすべての免疫能を押さえ込むのに対し免疫調節薬は 異常な免疫能だけを正常化し、正常の免疫能には影響しない特徴があります。したがって、より安全性が高い薬剤といえます。

現在、アザチオプリン(イムラン)とメルカプトプリン(6MP)(保険適応なし)の2種類があります。

寛解導入、寛解維持いずれにも有用です。

免疫調節薬の短所

長期に使用しても副作用はあまり出ませんが、ときに肝障害、白血球減少、膵炎などがみられます。

最大の欠点は、効果が出るのに2ヶ月以上と時間がかることです。